私も、しつこいなあ…。また、ちりめん山椒だよ。
いくら自分が好きだからって、ここまで、れんちゃんでやることないのになあ。
でも、旬って、こんなものですわ。「えー、またー?」というくらい、繰り返して何度でも出てくるからこそ、旬なんです。
「またあー」と呆れられても、時期が終わったら、無くなるのも、旬の産物です。
季節が過ぎても無くならないものなどは、旬の産物ではないんですよ。
と、いいわけをしながら。
今回のちりめん山椒は、佃煮仕立てでもなければ、カラカラの干物仕立てでもございません。
名づけて「サラッと、しっとり」バージョン。半乾燥のしっとりタイプです。
数時間干したあと、100度の殺菌温度で15分ほどの低温焼成で乾燥焼き。
まだ、しっとりと濡れていますが、炊き上がった時とは全く違い、茶色が濃くなり、かさも減って半乾燥しています。
カラカラ乾燥仕立てのものは、常温で、遠方の親や友達に送るためのもの。早い話が、送料の経費削減策なんです。(熱いご飯に混ぜ込んで、むらして、じゃこご飯にしてもたっています)。
佃煮仕立ては、保存のために、かなり濃い味付けにします。(ビン詰め)
今回の「サラッしっとり」仕立ては、比較的薄味ですが、でも、半乾燥なので、保存性は高い方です。
梅雨から夏にかけての、我が家の必需品でもあり、我が家の贈答品、友への手土産でもございます。食欲無いときでも、ご飯が美味しくいただけますから、こんな地味なものが、食卓では重宝なんですよ。
ジメジメ、ムシムシ、暑くて、食欲減退する季節にも、ご飯、美味しく食べてもらいたいからねえ…。