本を開いたような形のクロワッサン;まずは失敗


 爽やかな春風。キラキラのお天気。

 目がかゆい。

 「本を開いたみたいな形のパン」試作第一号。

 クロワッサン断ち切り生地で焼いてみました。

 はちゃ、あきまへんわあ。イメージしていたものは、もっとページ数があったのだが…。1枚シートではなく、2枚重ねて、中央にもっとしっかり溝を押しつけるべきだった。
 そうすれば、重厚で古典的なブック形になると思う…。今度、また、やってみるね。残念!

 これじゃ、製作費節約の四六版並製130pだ…。B5変形横長の上製200pくらいにしたいですね。目指せ、百万部突破!

 リボン型の方はうまくいったよ。これも四角く断ち切った生地。中央に細い生地を廻して焼くとリボン形に両方が開く。

 どちらも中央にクレームダマンドをトッピング。

 クロワッサン生地の二次発酵は12時間のオーバーナイト。でも、まだ、常温では温度が低すぎます。多少の保温が必要です。

 クロワッサンの二次発酵は、5月くらいになったら、常温放置でも大丈夫になると思います。常温放置なら、ホントにラクチンなんだけどねえ…。一晩、ぐっすり寝てりゃ、自分で勝手に発酵してくれるからねえ。

 ヴィノワーズリー類(発酵生地の酵母焼き菓子)は、森のパン屋さんの看板製品で、稼ぎ頭なんだ。魔法使いババアとしては、道を極めなければいかんのじゃ。

 ステキな本形のクロワッサンにしたいですねえ。ぐわんばります。森のパン屋さんこもごもは、企画中のフィクションの土台モデルになるノンフィクション部分なんだ。

 フィクションは、ノンフィクションを土台にしなければ、ただの空絵事になっちゃうからなあ。だから、意外と結構マジに作っているんですよ。

 この後は、バームクーヘンづくりです。(私のバームクーヘン、すごく美味しいんだぜ〜)。北国の針葉樹林に棲む妖精のお菓子です。(本当に棲んでいるんだよ。)

 木陰のテーブルに、一切れのバームクーヘンを置いておくと、木の切り株と間違えた妖精が、お菓子に腰かけて一休みするのです。

 妖精は透き通っているので、人の目には見えないけれど。でも、風の匂いでわかります。霊気を含んだ風になるんだよ。

 中には、とろくさい妖精もおってな、雪降る冬には凍りついちゃうアホもおるんじゃ。お日様がほほ笑むと、凍てついた妖精のしばれがほどけて、また空に戻ることができるのです。

 北国の妖精たちは、いまだ来ぬ遅い春を待っています。

 しばれたまんまの「冷凍妖精」が、まだまだ、たくさんおるんじゃ。