プリッツエル 今週のパン

 今週の教室のパンはプリッツエルです。1年に1度やるかやらないかの特殊なパンです。
 でも、これは成形が難しくて勉強することがたくさん詰まったパンなのです。特に当教室の種は中種法なので、弾力が強く成形に手間取る。

 今回は教室初!のラオゲン処理で焼成します。苛性ソーダそのものは劇薬扱いですが、扱いさえ間違わなければ危険なことはありません。また、強アルカリは焼成後は残りません。(生のアルカリ液=ラオゲンそのものはアルカリ性なので、手荒れを引き起こすので、素手で触るのはなるべく避けたほうが良いです。焼成後は全く平気ですけど。)サンプル用に作ったパンは二次発酵を少し時間オーバーしてしまい(レシピを書いていたら二次発酵時間を過ぎたのに気づかなかった)、フランスパンくらいにふかふかにしちゃった!
 腕組みした姿を模したと言われているこの形。二次発酵をちょっとでもオーバーすると、二の腕もやけにふっくら太め。中年太りのオバサンの腕組みになっちゃうねえ…。できることなら、スレンダーな若い女性の腕組み姿にしたかったのですが…。

 しかし、普段あまりやらないパンなので、当日はなんとか上手に作れるように頑張りましょう!あ、そうだ。きよみちゃんが遊びに来てくれるよ。やけどの手術の後遺症のつっぱりが少し辛そうだけれども…。でも、久々に会えるので愉しみですね。では、明日、教室で…。