ドングリから赤ちゃんが生まれた・続編その2

 昨日、見つけたドングリの赤ちゃんに、兄弟(姉妹?)がいたことをさらに発見しました!双子です。その上、お母さんらしきドングリも見つけました!双子の赤ちゃんの下あたりにいて、間抜けた顔でヘラヘラ笑っている優しい顔のドングリさん。たぶん、これが、ドングリムシのお母さんに違いありません。

 関係ない話だけれど。今書いているパン本のために調べていたことが、やっとエジプトからメール入った。何を調べていたかって…そりゃーあなた、ははははは!
 パン種のことを「ハミーラ」、そして、酒のことを同属の言葉で「ハムル」というのだそうです。エジプトにはパン作りだけではなく、同時に酒(ビール、ワイン)の醸造法もメソポタミアから伝播したのです。発酵種が同属だからね。言語でもつながっているようですな。まあ、言語というよりは、コンセプトか。

 本日は、これから「アエイーシ」というエジプトのパンを作成します。これは、パンの原型、今現在も普通にたべられている原初的な古代スタイルのパンです。
 粉の量より水分が多い生地で、パン生地が水種みたいなやつ。とんでもないパン生地です。どろどろなんだから。発酵させて焼くと、ぷくっと風船みたいに膨れて、中に空洞ができるんです。その空洞に料理やソースを詰めて食べるパンです。
 エジプトでは、10個で30円にも満たないような値段で路上で売られている。(わたしゃ、エジプトではパン屋をやりたくないね)。あんなに水分が多ければ、パン種なんか入れなくても自分で勝手に発酵してしまう。

 明日あたりに写真撮れるかな。

 本の原稿書きも、いよいよ終盤戦。一段落ついたら、国分寺跡の林の中をほっつき歩きたいです。周りの農家の冬野菜も美味しくなっているはずです。あと、少し、パソコンに張り付け…。