48時間発酵のシュトレーン結果報告

 低温長時間発酵の延長実験の結果報告です。

 45時間発酵(常温に放ったらかしておくだけ)つまり、二日目のシュトレーン生地を焼きあげたものです。少し早いけど(熟成期間はもっと必要ですが)、教室で試食してもらいました。
「こちらのほうが、しっとりしている」との評価。酸味など雑味やイヤな風味は全くついていません。

 いいじゃなーい!全然悪くないですわ。逆にこっちのほうがいいくらいですよー。

 ということで、シュトレーン生地の発酵時間は常温(20度前後の東京気温を基準にしたものですが)で、「14,6時間から48時間」!という許容範囲の延長に書き換えることにします。これで、さらにラクになったねえ…・。
 ちなみに、10度以下になる寒冷地では、冷蔵庫とさほど違わない温度なので、なるべく生活温度・20度くらいはあるところに置かないと、生地が全然動かないと思いますよ。身のおそばに置いてあげてくださいなー。バターが多いので、温度が低すぎると生地が固まってしまうのです。

 ということで、12月の美味しいクリスマス菓子に向けて、みなさま、今から頑張ってちょだいませませ。