シュトレーン生地のプロセス・その6

 一度目の砂糖がけを終えたシュトレーンです。一度に分厚く粉砂糖をまぶして真白にしようとはせず、少しずつ(日を分けて)カバーリングしていくほうがラクですし、きれいに仕上がります。ということで、本日はここまで。
 最終的な仕上がりは後日になります。ここまで出来上がったら完成したも同じことです。昨日の今くらいに生地を捏ねあげたので、ちょうど24時間後に出来上がり体制です。中種の仕込みも含めると、48時間です。
 あとはチンタラチンタラとマイペースで粉砂糖の白装束を着せていきます。(以降はご自分のペースでどうぞ)。完成するまでは、このようにあり合わせのポリ袋に入れて、保湿しておきます。

 本日は汗ばむほどの陽気。シュトレーンというムードではないですね。11月になったら、本格的に作り始めます。我が家定番のクリスマスプレゼントですから。(本日のものは6本程度の軽いジャブ、ウォーミングアップです。いまだに大量生産する悪癖が残っているのです)。

 手間暇かけて自然発酵種で作るシュトレーンは、店をやめて久しい今でも、鬼気迫るほどの根強いファンが多いのです。時間もコストもかかるけれど、これだけはやめられませんね。待っていてくれる人がいると。

 今シーズン、シュトレーン作りにチャレンジなさる方、どうぞ、美味しく作れますように!