台風日和

  お空が気まぐれ荒れ模様。

 焼もののホッチコージさんから朝TELあり。IHで使える土鍋の作成を研究中らしい。お客さんからの要望があるから…だそうです。

 わたしなんざあよりも、コージさんの方が、新製品に興味ムンムン。
「本当にどんな鍋でも使えるの?」。いやはや、めんご、めんご。相変わらず土鍋と耐熱ガラスはダメみたいだよ。ほかのメタル鍋ならOKとのことらしい。
「本当にあおれるの?鍋底を離しても熱伝導が伝わるの?」。いやはや。これも、今回のケータイ式のはダメで、同じ機種のビルドインタイプ(システムキッチン用)のもののほうだけらしいよ。
 と、しばし、鍋談議。IHもまだまだ発展途上で、これが完璧な完成品ですと言える状態ではないようです。だから、鍋のほうも完成させるのに時間を要するみたいです。

 どのような熱源にも使えて高温に耐えて、その上、から焚きもできる陶器鍋となると、なかなか難しいことになるんですねえ。土鍋づくり研究に、余念のないコージさんでした。(大手の陶器メーカーではすでに、いくつかIH対応の土鍋は販売されているようです)。

 メーカーさんも新製品の開発に、コージさんみたいに熱心な鍋づくり研究家を巻き込めばいいのにね。土の鍋で料理するのは、今ある意味で見直されて復興しているしね。最新鋭のものと古来からの自然素材をうまくマッチさせ融合できれば、かなり前向きな開発になると思うんだけどなあ。

 土鍋でことこと焚く雑炊やお豆さんの料理は美味しいです。うちも土素材の鍋が5,6個あって、それが使えない熱源となると、正直言ってイヤですし、困るもんなあ。メーカーさんと会ったときにでも、土鍋開発の話でもしてみよう。料理には熱源だけではなく、煮焚き道具の素材も重要ですからねえ。