寒天づくり


 初夏の風物詩(?)。天草を煮て、ところてんや水羊羹やあんみつを作る季節になりました。

 モニャモニャカサカサの乾燥天草は徳島から送られてくるものです(森本さん、感謝です)。鍋に天草をぎゅうぎゅう詰めにして、ひたひたの水で30ふんほど煮出し、布を敷いたザルにあけて汁だけを漉し取ります。
 天草を煮ていると磯の香りが漂い、海を思い出します。夏の匂いがまたやってきた。天草を煮て作ったところてもも海の香りがします。天草が入手しにくかったら、棒寒天でも作れますが、やはり天草を煮詰めるのが一番美味しいし、何よりも香りがよいです。もし、天草そのものを購入したければ、この辺(国分寺近郊)ならば、立川・伊勢丹の地下「富沢商店」で入手できます。

 そのまま冷やし固めると、ところてん。

 こしあんを作って、ところてんと煮ると水羊羹。

 ところてんを細長くせずに四角いさいころに切り、赤えんどうまめ、黒みつ、こしあんと合わせると、あんみつ。

 友達から聞いたのですが、ところてんに黒みつをかけて、きな粉をまぶしても美味しいそうです。(私は試したことがないけど)。

 私が好きなのは、ところてんだけで、甘いものは苦手。でも、作るのだけは大好きです。(困ったもんだ)。
 ということで、できたてほやほやのあんみつを懇意の編集会社に運んで、食べてくれる人をゲット。私がうっとり味わったのは、鍋から立ち上る磯の香りと小豆を焚くお豆さんの香り、そして辛子のきいたところてんでした。