なーんとなく、忙しいかも

 正月が明けたとたん、たまっていた仕事をボチボチやっていたら、なんとなく毎日がふさがってしまっていました。走り回るほどではないまでにも、ゆっくりと座っている時間も確保しきれず、だ〜らだらとオシゴトらしきものを片付けていました。急いで済ませてしまっては、ちょっと、もったいないなーみたいな仕事。言うなれば日常茶飯事的なもの。時間稼ぎ。
 このようなものを片付けている間に、いろいろな原稿の構想を頭の中でこね回すのよねー。手でやっていることと、頭の中の何かに距離があるのです。これ、大事な時間。これがないと、原稿が書けないのです。アプローチ時間。
 ぼーっと座って何かを考えるってことはしないのです。動き回りながら、別のことを考えている。で、これが煮詰まってきたら、その後は、ボーッと机の前に座る時間が欲しい。
 アスペクトの原稿が気にかかってしょうがない。早く何かをまとめなければ。何かを具体的に送らなければ。でも、まだ、できていない。やばい。焦燥感を誤魔化すかのように、日常茶飯事オシゴトに精を出す。たぶん、明日も書けない。私の私的生活が何となく変化してしまったから。
 一人だった生活が、なーんとなく二人になってしまって、1ヶ月以上たつ。こんな、なーんとなくふさがってしまった時間って、もしかして、幸せかも。