(晶文社)秘伝・自然発酵種のパンづくり・重版決定

 在庫切れ入手困難ということで、大手の某ネット販売では9千円以上のプレミアがついていた私の駄本「秘伝・自然発酵種のパン作り」の重版が、やっと決定しました。同時に「秘伝・発酵食づくり」の重版も決定!こちらのほうはよく売れているようで7刷り目です。感謝!みなさんのお陰です。
 パン本の入手が困難ということで、私のところにも直接的な問い合わせがとても多かったのです。これでひとまず安心。来月(1月)に刷って、2月には店頭にまた並び始めるとのこと。お待たせいたしました〜。晶文社が(会社内部の事情や決算等のお金の事情もあり)なかなか重版の運びにならなかったので、他の会社からもパン本を出そうと思って、新たに別のパン本も書き下ろしました。その原稿を渡して、これで1年にもなるのに、その出版社からはまだ出る気配がない。
 パン本が入手できないというクレームが私の元へどんどん届いていました。対応に苦慮し、いい加減気がめいっていたので、晶文社からの重版連絡の電話は地獄に仏の気持ちでした。心中、あさましく銭勘定をして、チーンジャラジャラ…これで30万ゲットとか。入金がずーっと後になるのがつらい!あやうく、前貸しして、印税今ちょーだい…とか、意地ましいことを口走りそうになってしまった。預金残高19円は不変です。ああ、しかし、晶文社にも大感謝です。
 パン本は(晶文社へ)どういうわけか海外からの問い合わせが多かったのだそうです。晶文社も少し驚いていたようすです。
 それにつけても、今現在目前の経済困窮をなんとかしなければ…。今現在の問題をクリアできれば、来年からは新企画の開店準備の作業に取り掛かることが出来るし、今企画中の本の原稿を書き始めることもできる。私にとっては魔の壁のような12月。乗り越えなければ。予定していた新刊が出る気配がないので、毎度お馴染みの印税担保の借金工面すらできない。本作りに1年以上もかかる会社は初めて。忘れよう。先々のプラスのことだけ考えよう。