山の芋

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 里の芋に対して山の芋。自然薯などの種類です。足が強く(粘りが強く)、味も濃い。晩秋から冬にかけての野趣ある山菜です。今年も徳島の森本さんが送ってくださいました。感謝!
 生ですりおろして山かけご飯や蕎麦に使うのも美味しいのですが、加熱調理しても,モチモチふんわり最高です。一番簡単なのは、すりおろしたものを味噌汁やお吸い物に一さじずつ落として、ふわっと浮くまで加熱する椀種。まるでお餅みたいに弾力ある具になります。もっと簡単なのは油をしいたフライパンで両面焼き上げてしまうもの。焼餅みたいになります。醤油と海苔でもOKですが、柚子味噌なども合います。
 柚子味噌
豆味噌150g、麦味噌150g、砂糖100g、みりん大さじ1、柚子150g、醤油大さじ1
 柚子の皮はみじん切り。鍋に味噌、砂糖、みりん、柚子の絞り汁、柚子の皮、醤油を入れて木べらでかき混ぜながら中火で数分加熱してツヤよく練り上げるだけ。
 この柚子味噌はふろふき大根、里芋の衣かつぎなどに添えても合います。

 すりおろした山の芋に白身魚のすり身と卵白を混ぜ込んで蒸すと、自家製はんぺんの出来上がり。(これはちょっと手がかかりますが)。
  
 写真の手前が油焼きの山の芋・柚子味噌添えです。その後ろの怪獣みたいなのが山の芋。私の田舎の北海道にも同類のものがあります。地方名称は「ねまり芋」。粘りがつよいから(たぶん)ねまり芋と訛って呼ばれているのだと思います。京野菜でも売られていますね。(なかなかのお値段です)。

 生でよし、煮てよし、炊き上げてよし、揚げてよし、蒸してよし。とても料理の創作意欲をそそってくれる面白い材料です。今が旬。店頭で見かけたら入手して、あれこれ試作なさってみては。
 今週の料理教室にもこの「山の芋」料理を登場させる予定です。