色見本が届いた

 今月に出版される「梅づくし」の色見本が届きました。紙はちょっと黄ばんだアイボリーで、白ではないところが渋くていいね。その紙が写真の発色のトーンを抑え気味にしていて、全体的に落ち着いた黄昏色になっています。何といいますか、アンティークな感じ。ケバケバしくなくて、和のしっとりしたムードが出ている。全てはこちらの希望通り!やったね、斉藤さん。今までとは違うムードですよ。とても気に入りました。(しかし、会社が違えば、同じ編集者でもこんなに違うムードの紙面にできるのですねー)。と、ひとしきり悦に入って眺めている私。
「絶対に和のムードで、写真のトーンは押さえ込んで、全体的に大人っぽく、落ち着いたムードにして」と、要望したとおりになりました。
 カバーデザインはまだ見てはいないのですが、斉藤さんの言うところによると、かなりカッコイイらしいよ。シンプルで渋くて、でも金かかっていて、その上、梅が飛び出している…(!?)のだそうです。
 一瞬、頭に浮かんだのは本を開いたとたん、梅がびろろろ〜んと飛び出す仕組みになっているのかと想ったのですが…。びっくり箱じゃあるまいし、それはないですよ〜。
 で、この梅が飛び出しているという謎の部分は私も具体的には知らず、本が出来上がってからのお楽しみ。