ヨモギを死守!草刈軍団との攻防戦


 ついに私が恐れている天敵「高齢者草刈軍団」が庭に投入されました!これは大家が年に数回「親切心」で派遣してくれる庭の雑草刈りのオジサンたちです。もう、なんでもかにでもきれいさっぱりと草刈してくれちゃうのです。庭に移植したセリもミツバも山ラッキョウも全部です。ハーブ類も全滅させてくれるほどのステキな親切心と勤勉さです!

 早朝に「ざざっ、ざざっ」という覚えのあるヤバイ音を聞きつけました。慌てて庭に飛び出すと、見覚えのあるオジサンが大家の敷地内で草刈を始めていました。今年もついに、攻防戦のときがやってきたか…。このままでは私の大事なヨモギ(正確には大家の敷地に生えていて、私がかっぱらう私のヨモギ)が危ない。
「おじちゃん、そのヨモギも刈って捨てちゃうの?」「そうだよ」。
「私、もらっていい?」「ああ、いいよ。入ってきなよ」。
 フェンスを乗り越えた私を心臓発作を起こしそうな顔で呆然と眺めたオジサンでございました。そして、エプロンの大きなポケットふたつがパンパンに膨れるまで、ヨモギの新芽を摘み取りました。
「ヨモギ団子でも作るのか?」「うん」。「いまどき珍しいな。エライよなあ・・」。(エライと思うなら、私のヨモギを草刈するなよ〜)。

 まあ、こんなわけで、とりあえずは私の大事なヨモギを大量に死守したわけです。

 仕込み第二弾の豆鼓(黒豆トウチ)。2日前からカビの発生を待っているのですが、今回は白カビの発生が遅く、乳酸発酵を始めています。そして、文字通り納豆のような糸を引き始め、なぜ「浜納豆」とか「大徳寺納豆」とか「納豆」の名称がつくのか納得できるほど惚れ惚れするような糸引きを目撃しました。まあ、この程度ではめげないけれどね。この後から必ず麹カビが出てくるから。
 古代中国では塩漬けしたものを引き出して干してカビをつけ、またそれを漬け汁に戻して味をならし、そしてまた豆を引き出して干してカビをつけ…を何度もくりかえして作ったそうです。そのような作業を繰り返すと、たぶん好気性の菌もたくさん付き、乳酸発酵がかなり進むと思います。低塩で作るには古代中国の方式を取ったほうが腐敗を防げるような気がします。ぐずついた天気が晴れ上がったら、第一弾目のトウチを干してみようと思っています。豆味噌チーズを酸っぱすぎるものにしてしまったのも、塩漬け味噌玉を干して乾燥させようとしたときに盛大に乳酸菌を増やしすぎてしまったわけです。その原理から言うと、干すほどに腐敗防止の酸性の菌が繁殖することになります。
 空よ、晴れろ!!