新教室の開始でした

 嗚呼、集合場所を国分寺駅にしておけばよかった!という後悔で、1時45分から、新しい教室を開始しました。国分寺跡へ湧き水を汲みに行くのが、教室最初のアラワザでした。雨の中、「おい、落ちるなよ〜」と、声かけながら、(私は何もせず)水を汲む生徒たちを眺めていました。
 あいにくの雨。野菜の直販もほとんど無し。水流も少なかったのですが、行く道の名残桜があまりにも美しかったです。
 ストレスの大元凶を駆除した新教室。ずっと苦痛だったものがなくなり、すーっとラクになり、楽しくて楽しくて、しょうがなかった。従来とは違い、終了時間にはっと気づけば6時。いつもの2倍の時間。でも、イヤイヤやっていたときより、ずっと短く感じました。

 実は初めての教室ということで、がらにもなく緊張していたのです。胸、ドキドキ、ソワソワ。(10年間もやっているのにねえ…。)
 アイテムは豆腐作りと中華蒸しおこわ。本当のことを言うと、頭の中がどこか真っ白で、ぜんぜん上手にできなかった。豆腐作りも上手にいかなかったし、中華おこわも干しホタテを入れすぎたせいで、新竹の子の風味が消えてしまった。前日に命がけでフェンス越えして、摘んできた(かっぱらってきた)ヨモギで作っておいた草もちも固くなっていたし。
 ということで、できはさんざんでしたが、でも、ともかく楽しかった。緊張してしまう悪い癖があるので、プレ教室で予行練習をやっておいたのですがねえ…。予行練習では、なかなか上手に進めることができたのですが、いざ本番となると、やはりドキドキしちゃった。ダメですねえ。

 でも、ともかく、再スタートを切ることができて良かった。

もう、誰もいない、また一人になっちゃった…という悲惨な気分が区切りだったけれど、名残桜の中で、純子ちゃんがいた。みかちゃんがいた。紀子ちゃんがいた。嬉しかったです。ありがとう。