ドミグラスソースその後

 ドミグラスを作った後の楽しみは…。

 たわらか〜く、ふるんふるんに煮えた牛すじがたくさん手元に残ることです。

 これ、ドミグラスづくりの「ごほうび」ね。

 なにせ、800gもの牛すじ。半分は、カレーにして食べちゃった。写真を撮る前に完食。証拠写真なしです。

 残りの半分は、冷凍保存しておいたのですが、昨夜「茶色いシチュー」に料理。牛すじがすでに十分柔らかいので、忙しくても疲れていても、あっという間に出来上がります。

 玉ねぎを炒めて、赤ワイン、チキンブイヨン、トマト水煮、牛すじを入れて10分くらいコトコト煮て、味付けととろみ付けのために、ドミグラスを入れて一煮立ちさせて出来上がり。

 人参とジャガイモは、別の鍋で同時に蒸しておきました。これを混ぜ加えて、スープ皿によそい、パセリをふりかかけます。

 全部で15分〜20分くらいのスピードクッキングで、本格的なシチューがテーブルに、どーん。(暖かくなると、長い時間の料理は、ちょいと苦痛ですもの)。

 牛すじが、トロトロで、コラーゲンのまったりしたとろみがからんでいます。ともかく、めちゃウマいですね。

 ドミグラスソースでくり、その後の「だしがら使用」なんて思えないほど最高のお味。とろとろに柔らかく煮れば、霜降り肉なんざ目でもないほどの素晴らしい食感になる牛すじです。

 牛さんたちが、また受難。酪農農家も気の毒だけれど、牛が処分されるのも無念ですね。早く収まらなければ、大変なことになってしまう。

 ともかく。

 今のところは、牛さんの命を余すところなく美味しく頂いて、本日の自分の元気につなげています。

 感謝。合掌。