黒米のモチ


 涼しくなたので、今シーズン初の餅つきを行いました。ウチの教室のお餅は黒米を入れるので紫色なのです。

 古代米の黒米や赤米は少しだけ普通のご飯に混ぜて炊く分には普通の炊飯で構わないのですが、モチにする場合はもち米と同時に蒸すと黒米だけが硬く仕上がります。ボチボチと残るわけです。ですから、モチにするときだけ、黒米を先にたっぷりの水分で炊き上げておき、それを浸水したもち米の上にのせて蒸す(つまり黒米だけは2度加熱される状態)のです。すると、黒米ももち米同様にふわっと柔らかく蒸しあがり、ボチボチの残るモチにはなりません。

 モチはパン捏ね用のミキサーで簡単に作れます。(パン捏ねのミキサーって、スグレモノ。味噌用の豆を砕いたり、ソーセージの肉を捏ねたり、モチをついたり、大活躍です。…ついでに、パン生地も捏ねているのですが…。)モチをつくときは低速でゆっくり回し、なるべく空気がはいらないようにします。

 黒米を加えると、普通の白いモチより、コクが出ます。たくさん加えるとくどくなるので、全体が紫色になる程度加えます。(入れすぎると文字通り、黒いモチになっちゃうし。)

 教室では海苔、クリームチーズ、わさび醤油という組み合わせで「手巻き寿司」みたいに「手巻きモチ」にして食べました。今回は丸め無し。搗き上がったモチをでんぷんをふるった食卓の上にべた〜っとのせ、それぞれが手切りで取り分けて勝手に食べる。その卓上の風景は人様に見せられたものではなかったです。あまりにもずさんでヒドイので、写真に撮って掲載しようかとも思いましたが、やめておきました。ウチのパン教室だったのです。あの風景は…・。組み合わせメニューはおでんといずし。

 パン教室なのか、何教室なのか判別つかない竜洞組キッチンでございました。(しずかちゃん、お休みだったので、しずかちゃんの分のお餅を死守しておいたからね。意地になって最初にさっと取り分けて、他の生徒に食われないようにして冷蔵庫に入れておきました。)