よそゆき顔で、ちょいとおすまししたキムチです。
これも、昨日の教室の料理。
正月菓子の花びら餅の姿を真似しました。
薄切りにした大根、短冊の人参やきゅうりなどを酢と塩を混ぜた水につけてしんなりするまで下漬け。
野菜を取り出し水きりして、大根の上に短冊を置いて二つ折り。容器に並べます。
白醤油、酢、ナンプラー、塩、みりん、ニンニク、ショウガ、唐辛子、だし汁(または水)を混ぜ合わせた漬け汁に1日ほど漬け込んで出来上がり。
実は、茹でごぼうと紅ショウガも中の具にしようとしたのですが、欲張ると花びらがデブになりすぎちゃって、食べにくい。やむなく、中はニンジンとキュウリの短冊だけになりました。
キムチ漬け以外では、甘酢漬けにしても合います。酢のものが美味しい季節です。
薄切り大根で具を包む料理は、見た目が涼やかなので、これからの季節には大活躍します。たとえば、薄切り大根をさっと湯通ししてしんなりさせ、青紫蘇と梅肉和えのしらす干しを折りたたんでみたり。硬めに練り上げた甘味噌を具にしたり。辛子明太子とも、よく合いますし。
コトコトゆっくりと煮込むのは冬大根のお料理です。夏は薄切りにして、さらっと涼しげなお料理にする方がラク。
大根は体の熱を冷ましてくれる野菜なので、高温多湿の時期こそ、たっぷりといただきたい野菜ですね。
薄氷のように色白のべっぴんさん大根。工夫次第で大いに活用できます。