レモンピールの白いお菓子

 新ショウガの蜂蜜レモン漬けづくりで、たくさんのレモンの皮が残りました。

 国産レモンなので、皮も捨てずに、レモンピールづくりです。

 大量に出来上がったので、教室のみんなにも押しつけて持ち帰ってもらいました。でも、これからも、まだまだ出来上がってしまう…。新ショウガが安くなるのは、これからなんですから。げろげろ。

 (ピールは、焼き菓子作りやパンづくりに役立ちますが、でも、モノには限度というものがね…)。

 先々の危惧は棚に上げておき、ピールで白いお菓子作り。

 ピールと同量くらいのホワイトチョコを刻んでテンパリングします。ホワイトチョコのテンパリング温度は、50度→26度→28度くらいの感じです。

 レモンピールを細長く切って、テンパリングしたクーベルチュールに浸してカバーリング。固まったら、出来上がり。

 いたって簡単なのですが、気温が高い日には、常温では固まりにくいので、涼しい時間に作る方がラクですよ。ホワイトチョコは、黒いチョコよりも融点が低いからねえ。

 黒いチョコレートを使って作ってもOKです。(ちなみに、ブラックチョコは、55度→29度→32度くらいでテンパリングします)。

 ホワイトチョコで作ると、昔懐かしのお菓子「ゼリービーンズ」みたいな味になります。(あれよりも、ずっと美味しくて高級な味ですが)。
 ブラックチョコを使うと、おしゃれな大人の味ですね。どちらでも、美味しい。それにつけても、カバーリングの違いで、別物のお菓子になりますな。

 高温多湿を嫌うチョコレートを扱うには、不向きな季節に入りますが、涼しい日を見計らえば、まだ作れます。