菜の花の糠漬け

 お雛祭りだというのに、雪の予報です。このあと、春の雪になるのかな?

 冬の間は、乾した大根を漬け込んで、沢庵ばかりをいただいてきましたが、そろそろ春の糠漬けにしたくて、菜の花を漬けてみました。

 実は、菜の花を糠漬けにするのは初めてなんです。菜の花は、いつもカラシ漬けと相場が決まっていたものですから。

 ニガイのではないか?青臭いのではないか?と、恐る恐る試食しましたところ、キャッホ〜!オイシイ〜♪のですねー!知らんかったわ。もっと早く試していればよかった。

 アブラナ科の野菜は、どれでも糠漬けに良く合うんですねえ〜。

 これから、もう少し温かくなれば、国分寺野菜にも、菜花がたくさん出回ります。この辺の農家が栽培している菜花は、チリメンではなく、葉がフラットなものです。私は、チリメンの菜の花よりも、地元のまっすぐな菜の花の方がずっと好きです。

 これからは、菜の花も糠漬けだ!このあとが楽しみです。

 夜には娘が来るので、お雛様料理の傍らに、菜の花の糠漬けも置こう。沢庵よりも、春っぽいですからね。

 菜の花って、意外に漬かりにくいみたいです。やはり、軽く塩漬けにしてから、糠床に入れるほうがよかったのかな。たぶん、糠床に長く入れて置き過ぎると、色が悪くなるはず。漬かりすぎない方が無難だなあ。

 ともかく。菜の花は糠漬けも美味しいので、未経験の方、ぜひ試してみてください。