ウスターソース日和


 まだ、少し若かったのですが、柿酢を搾りました。(柿を放っておくだけで自然にできちゃうので、これは実に簡単です)。

 我が家五大調味料のひとつであるウスターソースが、残り一ビンとなったからです。

 まだ、少し若かったのですが、みりんの上澄みも採取しました。

 昨年、あちこちからいただいた果物が、まだ残っています。リンゴもミカンも、ひからびはじめ、私の顔のようなシワができています。

 自家製の酢、みりん、醤油などを調味料にして、野菜、果物、スパイスを煮込んで、ウスターソースを仕込む日曜日です。

 ニンニクも、ショウガも酢漬けにしたものが、たっぷりとあります。冬のローリエは、夏場のものとは違い、葉が硬くしっかりとしています。冷凍庫の中には、野菜くずが、たんまりと冷凍されています。イワシの塩漬け(油を入れていないアンチョビ)に至っては、今や遅しと身溶けしそうなほど発酵と熟成が進んでいます。

 冷凍庫で凍てついているパセリやセロリの枝茎、ニンジンや玉ねぎの皮、ブロッコリーやキャベツの芯や緑の葉などをそうざらいで引っ張り出します。

 あ、そうそう。トマト水煮缶くらいは、買ってこなければね。でも、他の材料は、全て良い状態で「保存(?)」されています。

 本来なら、ゴミ箱に放り込まれるような食材が、とても美味しいソースに変身します。魔法使いの魔女気分になれる日。こんな素敵な気分はないです。

 家中に漂うスパイシーな香りの湯気が好き。昨日の寒い初雪とは打って変わり、雲ひとつないキラキラ青空の本日。

 本日、私は魔女になります。

 時々、魔女にでもならなきゃ、うちの冷蔵庫や調味料棚が収拾つかず、整理できないのよ!

 捨てるのではなく、美味しいソースに作り変える。生産的魔女仕事でしょ…。(と、言い訳しておく)。