おせち準備、そろそろ開始

 おせち準備は、美味しくなるまでに時間のかかるものから先に、ぼちぼち開始です。

 一番バッターは、昆布とスルメの松前漬け。が、しかし、これ…、歯がガタついてきた中年オバサンにとっては、さほど嬉しい食べ物ではないのです。(スルメが、歯の間にはさまる)。

 時間がたって、よーく漬かると柔らかくなるので、おせち仕込みの一番選手です。

 醤油、みりん、だし汁、酢(各同量ずつ)を煮切った漬け汁に、昆布・スルメ・人参の細切りを漬け込み、塩抜きした数の子を混ぜ込んで、仕込み終了。

 1週間ほど漬け込んで、味がなじんだ頃、醤油漬けイクラをぶっかけて出来上がり。

 ちなみに、塩漬け数の子は、11月中の安いうちにゲットして冷凍保存しておいたもの。イクラも生イクラが旬で出回っているうちに買い、醤油漬けにして冷凍保存しておいたものです。(これで、かなり安く済みます)。

 黒豆や大福豆の水煮も始めました。ただし、おせち用の甘い煮豆にするのは、後ほど少量です。大部分の水煮豆は、味付けなしのまま冷凍保存。サラダやマリネやスープになります。

 日持ちの良い根菜類は、売り場が混まない昨日のうちに買い込みました。重たい買い物は早々に済ませたかった。(国分寺農家の直売野菜は新鮮なので、とても日持ちがいいのです)。

 本日はクリスマス料理の買い物と準備。完璧に、オシゴトお休みモード。娘のために、ママ業やります。

 昨日、マー君に七面鳥1羽の買い物を頼んだの。ロードレーススタイルのかっこいいチャリンコ買ったマー君は、わざわざ遠出で紀伊国屋くんだりまで遠征。

 「アメリカ産ターキー、5000円以下なら買ってきて。それ以上高いならいらない。フランス産のひな鳥なら、ベスト。もっと小さくて安いから。」

 私の鬼のような一言で、マー君はチャリンコヘルメットをかぶって、5000円以下の七面鳥をあちこち捜し求めたようなのです。私はひたすら楽しみに、七面鳥の帰りを待っていました。

 が、帰ってきたのは七面鳥を追いかけまわして疲れ果てたマー君一人。そして、使われることのなかった一葉さん1枚。(諭吉つあんは持たせなかった)。

 七面鳥はいませんでした。アメリカ産のものですら、6000円以上だったとのこと。5000円以下のはブラジル産だけだったそうです。

 たかが水太りした七面鳥ごときに、6000円も出してたまるか。久々のターキー料理はあきらめました。赤鶏の地鳥でも買ってきますわ。

 子供のころ、七面鳥に石をぶっけ遊んであげて、逆に追いかけまわされたことを懐かしく思い出します。(私の方が、食われそうになりました。七面鳥って、鶏と違い、気性が激しいんです。顔色変えて、目を三角にして、追いかけてくるんだも)。