人生史上最大級の二日酔い


  常日頃から、二日酔い慣れしている私だけれど、本日のものは我が人生史上最高の大二日酔いですわ。

 午後5時半なのに、まだ、頭ガンガン、体フラフラ。こりゃ、もう人間ではないな。

 初月で飲んで、ほら貝で飲んで、ほんやら洞で飲んで、その上、ほんらやのお客の家まで行って、さらに飲んで…。

 で、そのあとの記憶がないのだけれど、やっと、家にたどりついたのが、朝の6時だった。

 ありゃ、カギがない。そうだ、ベランダの窓から入ろう。裏に廻って、ベランダによじ登ったのはいいのだけれど…。

 ふらついて、足を踏み外して、地面に転がり落ちた。庭は坂になっている。転がり落ちると、下までコロコロ転がり落ちるわけよ。

 んで、下までみごとに転がり落ちた。

 土と草の匂いが、とても心地よかった。いい匂いの中で、そのまま眠りたかったが、一抹の理性が頭をもたげた。大家や近所の人に見られたら、やばい。かなり、やばいことになる。

 で、泥だらけの体を何とか持ち上げて、そのままベッドにもぐりこんだ。目が覚めたら、午後だった。

 昼過ぎまで眠ったのは、生まれて初めてだった。自分でも、呆れ果てた。

 しかし、酔った身体の柔軟性というものは、人間離れしたものがあるな。10年前にも、一度、ベランダから転がり落ちたことがあるんだけれど、その時は、体中、すり傷だらけ、血だらけになった。

 今回は、無傷です!!