気温や湿度が高くなってくると、生地はつるみがちになりますね。
吸水も低めになってくる。
人間が弛緩してダラケたくなる時期に、パン生地にだけはダラメるなという方が、身勝手な話でしょう。
弛緩する季節なんです。
もし、パン生地がどうしてもダラケたいと言うのでしたら、それに抗わず、平パン的な成形に持ち込めばいいのです。
リュス的に断ち切るのも手。
成形生地を焼成前に指孔開けて、ぺったんこパンにしても食べやすい。(奥右、中に餡を挟んだ後、焼成前に指孔開けてつぶしました)。
こういうときにはね、押してもだめなら潰しちゃう。毒を持って毒をせいすのよ。