土曜日は、お教室でございます

 今年もまた、この花の名前を忘れてしもうたわ。

 アネモネでもないし、ネリネでもないよな…。ラナンキュラスだったっけ?

 少なくとも、ペンペングサではないわな。ましてや。タンポポでもなかとね。

 でも、分からん。思い出せん。

 また、忘れてしもたわ。

 「チューリップでもヒマワリでもない花」という名前にしておく。

 まあ。当たっていなくても、間違っていなければ、それでいい。

 中間。

 まあ、花の知識はこの程度。

 でも、窓辺に花は絶対に切らさない。名前は分からなくても、必要ですからね、心に。

 でも、それも、どーでもいい、関係ない。

 土曜日は、お教室でございます。

 オニオンブレッドをやります。

 最近とみに、あいまいで不安定な中間さって大事かもな…と、感じています。

 あいまいさ。揺らぎ。安定のなさ。いつも流動的。確信のなさ。心細さ。さみしさ。

 白でもなければ、黒でもない。ましてや、赤でも青でもない。

 そして、右でもなければ、左でもない。

 よくもなければ、わるくもない。

 正しくもなければ、間違ってもいない。

 年をとればとるほどに、こんな揺らぎのブレの幅に寛容になりました。ブレや、不安定な揺らぎが、愛おしいと感じるようになりました。

 このようなことに、寛容にならなければ、ヤーらしくてクソ意地悪い面白くない老人間になるんじゃないかな…とかも思うし。

 自分のいい加減さを受け入れる気持ちになっています。

 

元種完全復活

 おくちゅう〜のお礼ボックスに入れるため、クロワッサンだのパン・ペイザンだのを作製。

 やっと増やした元種、やっと熟成させた中種使用。

 急ぐ場合は、元種も中種同様に保温で、がーっとイカせる。のんびり1週間も2週間も待っている時間的余裕がないもんね。

 一応、大丈夫そう。

 種のチェックはリーンなパンに限るね。まだ、ほんの少しだけ、若めかな。素直に、バゲットも焼いてみて、チェックしなきゃな。

 ペイザンはオーバーナイトで発酵させたわ。種が若干わかめだったので、長時間一次発酵で種の熟成を図った。

 明日、明後日と温かくなりそうな予報。「発酵物」は、これで安泰。