一作目は失敗

 ピンク色の酢飯で、小手毬寿司を握り、上に桜の花弁形の大根をのっけてみたの。

 げろ。だめだ、こりゃ。

 大根の型抜きが、でっかすぎたわ。

 まるで河童の頭の皿みたいだ。ぜんぜん、可愛くない。

 国分寺跡の湧水の小川から、上がってきたばかりの「エロガッパ〜」とか。

 一番小さい抜き型を使うべきだった。やり直し。

 薄焼き卵と海苔を使って、色彩にメリハリをつけるべきだな。大葉の緑も必要だ。

 こういうものって、お菓子みたいに簡単には出来上がらないのよね。

 味?

 握り寿司なんだから、美味しいに決まっているじゃ〜ん。しょせん握り寿司の味よ。

 刺身は、マグロなり、サーモンなり、鯛なりの何か一色に統一するほうが、品がいいかもしれない。

 (しかし、味覚的には色々あったほうが嬉しいが…。)

 外は凍えそうなほどの寒さよ。雪になるかもしれない。

 先日は暑くて、ドロドロの汗まみれ。

 気分的には、刺身とか寿司ではなく、熱い豚汁。桜っていう感じじゃないね、今日は。

 テンプレートを春向きの乙女チックなものに変えたら、「一瞬、三輪明宏のブログかと思ったわ〜」って、みんなに笑われちゃったんだよー。

 はい、乙女に返り咲きできるように日々精進いたしますわ。

ピンク・赤・深紅

 昨日の教室で、(お酒を飲まない方用のソフトドリンクとして)りんごジュースで割った花のビタミンCビネガードリンクをお出しいたしましたところ…。

 「キャ〜♡」という歓声。お酒飲める人まで、下戸用健康ドリンクをお味見でした。

 ローズピンクに染まった甘酸っぱいりんごジュースを皆さん、とーっても喜んでくれましたよ。

 女の人ってやはり、ピンクとか赤に感応するようにできているんだね〜。

 ということで。

 今日は、深紅のビネガーを絞りとって、酢飯用の甘酢を作りました。(画像・中央)

 桜の開花シーズンに向けて、薄紅色の花寿司でも試作してみようと思いまして。

 甘酢の作り方は、普通の合わせ酢と同じです。ご飯に対する使い方も同じです。色粉の食紅などを使うよりも、よほど美味しく作れますよ。これ、子供用のキャラ弁にも使えますね。

 教室の人たちはキャラ弁という年でもないので、大人っぽいデザインを考えださなきゃね。なにせ、熟女ですから…。ウサギさんやクマちゃんというわけにはいかん。

 (まあ、それでもキャーキャー喜びそうな気もするが。…嗚呼、恐ろしや)。

 花形に抜いた大根やカブをこの甘酢でピンク色に染めてもきれい。

 しばし試作の数々をウヒヒヒヒ〜と一人で楽しめそうです。(恐ろしや×2)。