干し芋お菓子・その2

 干し芋のデニッシュペストリーに続き…。本日、二度目の更新です。

 キャトルカールの配合で、バターケーキを作成中。

 先に焼き上がったカップケーキ。この中に干し芋ちゃんがたくさん入っています。

 パウンドケーキ型でやいているものは、まだ、オーブンの中。甘い香りがプンプンただよっていますよ〜〜。

 干し芋を漬け込むときのラム酒とバニラが、干しサツマイモの風味と溶けあっています。

 キャトルカールを少しアレンジして、小麦粉の20%をアーモンドプードルに置き換えてあります。ますますコクが深まるように。

 この手のシンプルな焼き菓子は、焼きたてをいただくのではなく、数日ほど寝かせて生地を落ち着けたもののほうが美味しいのです。

 ですから、まだ、味見もカットもできないの。後日にパウンドケーキのほうの断面図でもアップいたしますね。そう、教室前までに出さなきゃな。

 教室以降なら、ブツはすべて全員の腹の中です。お後は屁しか出せませぬ。ですから、食いつくされる前に、意地でも写真を撮っておきますわね。

 干し芋は、生のサツマイモと違いとても日持ちの良い乾物です。日持ちの必要な焼き菓子やペストリーづくりには、もってこいの素材ですよね。

 いただいた干し芋…やけにウマいんですけど。もしかして、これって、市販品じゃなくて、自家製の手作りなのでは?ウマすぎるんですけど…。

 あっ、たった今、パウンドケーキが焼き上がった!それでは皆さん、さようなら。台所に行ってまいりま〜す。(と言っても、歩いて10歩の距離ですが…。)

 明日は100%ライ麦粉のパンをアップする予定です。

デニッシュ・ポティロン

 どやっ、名前をカタカナ語にするだけで、ハイカラなパンに思えてくるじゃろうて。

 教室生徒から、美味しい「干し芋」をいただいたのよ。

 ラム酒(マイヤーズ)+バニラ鞘に漬け込んで柔らかく戻した干し芋に、リンゴジャムとシナモンを混ぜ込んでフィリングにしたのよ。

 それを昨日の残りのクロワッサン生地で包んで焼き上げたもの。

 干し芋は、そのままいただいても素朴で美味しいおやつですけど。洋酒で戻して、お菓子作りやパン作りに使っても、別物の美味しさに変わるよね〜。

 バター風味と干し芋の自然な甘さは、とても相性がいいんです。マロングラッセつかうよりも、よほどウマいんだわ。(そのままでは少々歯ごたえがありすぎるので、必ず好みのお酒で戻してから使ってね)。

 もし、お手元に干し芋があったら、ぜひ使ってみて。レーズンパンの配合で、細かく刻んだ干し芋を入れると、スィートポテトブレッド。

 バターケーキ生地(パウンドケーキの配合)に、たっぷり混ぜ加えてもいいわ。

 衣を着せて油で揚げても美味しいわよ。これは子供のころ、よく食べたおやつ。懐かしいわ〜〜。昔は今のように市販のお菓子が豊富じゃなかったからね。いやがおうでも、手作りおやつが多くなるわけよ。

 この季節の日本の素朴な美味しさ、干し芋ちゃんです。あの手この手で、楽しんでみてください。