あのなあ・・、ねえ、あーた、ねえ…。
教室でのイングリッシュマフィンの何が一番イヤかって、何が一番しんどいかってさあ〜。
生徒数に不足分のセルクルを手作りせなかんこっちゃわな。
んでな…。作ったわよっ!今回も。
使えそうな菓子折りの箱とかを取りためておいてな。市販のセルクルの寸法計って同じ大きさに丸めて。
くっつかないホイル・クルクルパーとかなんとか言うやつを紙のセルクルにホチキスで張り付けてさあ。
一日がかりの作業だったわよ。
セルクルって買うとメチャ高いんですもの。500〜600円くらいするでしょ。それを40個だの60個だの買っておられんわ…。イングリッシュマフィンを基本パンにはしていないので、気が向いたときにしかやらんしね。
使用頻度の低い(数年に一度!)ものは原価償却しにくいもんね。で、やむなく手作り&使い捨て。(お望み個性とには、教室使用後の我が手作りセルクルを差し上げますわよ。何回かは使えますから)。
なぜ、セルクルが必要かというと、非常に水分が多くて緩い生地なので、直焼きにはしにくく、どうしても型が必要になるわけよ。コーンミールを側に使うのも同じ理由。ガサガサツブツブの粗い粉を足掛かりにして生地が伸びたり、天板や型にくっつかなくなったりするわけよ。
たかが、そのためだけのセルクル。
普通の水分量のパン生地をイングリッシュマフィンのセルクルで焼くのでは、イングリッシュマフィンの意味がないのです。
今回のセルクルサイズは、高さ3cm、円周26・5cm。これで分割量は50g〜60g。この差は微妙よね。私はホイロで調整しているわ。たとえば、60g分割ならホイロ70分、50g分割ならホイロ1時間半、などというように。
当然、分割量が多くてホイロが短めなら、重量感のあるパンになるし。分割量が少なめで、ホイロが長めなら軽いパンになるし。
このへんの調整って、自分の好き勝手でいいと思うのよ。まあ、どんなものでもぜんぶ好き勝手にやっているけどね。イングリッシュマフィンに限らず。
イングリッシュマフィンは、こんがりトーストして横半分に割り、生ハムだの野菜だのチーズだのをはさんでいただくとウマいわよ。定番のパンにしても悪くないほどよね。
やっぱ、ケチらないで、ちゃんとした数のセルクル買いそろえるべきなのかな…と、今、考え中。
でも、今回も作っちゃったわ…。