(無題)

 ねー、見てよ〜。鰹節、100gも削ったわー。

 パン教室がつぶれたら、私、鰹節屋になれるかもしれない。

 撮影本番でドジっても、すぐに補いがつくように、今から鰹節を削りためておくのよ。

 お陰で、黄金の右腕がプルプルしている…。

 今朝は、教室のみんなの仕込みより1日遅れで、私個人用の豆味噌の味噌玉を仕込みました。順調に進むと、水曜か木曜日には本仕込みできるでしょう。

 昨日は教室で1回目の豆味噌の本仕込みと、味噌玉仕込みでした。お持ち帰りの味噌玉の表面は乾き加減になりましたでしょうか?

 ちょっと乾き気味になったら、清潔な布巾とタオル2,3枚をかぶせ、ビニールシートをふわりとかけておいてくださいね。

 コメの麹よりも熱を持ちやすいので、カビが出芽したら手がかかります。熱が高ければ冷まし(ポリ袋シートとタオルをはずす)、温度が下がればタオルをまたかぶせるなど、赤ちゃんの世話みたいに大変です。

 もし、布巾やタオルが発熱の汗で濡れたら、すみやかに新しい乾いたものと取り換えてあげてください。かなり、汗っかきなんですよ〜。

 コウジカビが生え、味噌玉が完成したら、それを友麹の種にして次の豆味噌玉を仕込むことができます。

 ということで、今からどうするのかの心づもりが必要です。

 友麹として種にせず、本仕込みをするのでしたら、100gほどの塩と200cc〜ほどの水の塩水で漬け込んでください。(生大豆300gに対しての量です)

 完成までには1年近くかかります。

 今回のお持ち帰りの味噌玉で、1kくらいの豆味噌になります。

 乾燥味噌玉は、ある程度の長期間保存が可能ですが、保湿して乾燥させていない味噌玉は、完成したらすぐに本仕込み、もしくは、次の味噌玉仕込みに使ってください。

 本日より、3,4日間は、油断禁物。朝に夕に夜に、お世話してあげてください。わからないことがあったら、すぐにメールください。

 豆味噌に生えてくるカビの色は、白→黄色→ウグイス色ですよ。青カビや黒カビや毛カビはあきまへんで。

 不要なカビに取りつかれたら、残念ながら、ご愁傷様ということになります。

 成功を祈る!