シュトレーン

 もう、こんな季節になってしまったのですねえ。昨日、焼き上げた今年のシュトレーンです。

 ホントは、まだ切らない方が良いのですが、写真を撮るために切ってしまいました。切るのは、焼き上げてから数日以上日を置いて、生地がしっとり落ち着いてからの方がいいですよ。

 本生地のレシピは大きく変えていませんが、今回は中種が違います。

 いつもは通常の塩味・リーンな中種を使うのですが、今回は砂糖や牛乳がたっぷり入ったリッチな中種。

 バター折り込み前のクロワッサン生地くらいの配合。

 砂糖や牛乳の入った種を「アンザッツ」と呼ぶようなのですが、私は「砂糖種」と呼んでいます。リッチな材料を中種にも配合し、(リッチな材料の本配合による)鈍重な発酵を促進するものです。

 今年は、18cm型で、コロンと小太りなスタイルにしてみました。20cmで長くするよりも、ふっくら愛嬌があって可愛いですわ。

 多めに作り置きして、シュトレーンの日の教室に入れなかった人たちにも、行き渡るようにしておきますね。

 今年、年内中の教室でなら、お口に届きます。(年末最終日は12月26日です。来年の開始は、1月9日です)。