今回使用した土鍋は、ふつーの土鍋。(一人・二人用の小さなものです)。
奥のほうに下鍋と蓋がちらっと写っていますが、どこのお宅にもある形のものです。
尖がり帽子のタジン仕様のものでもなければ、ご飯炊き用の深くて大きなものでもございません。
土鍋を熱して、タンドリーに見立て、ナンを焼いちゃったわ。案の定、フワフワのモチモチ。
蓋をして両面焼いたのですが、とても早く焼けちゃいます。フライパンよりも、火通りが良くて、出来もいい。火当たりも柔らかい。
焦げ付きを防ぐため、鍋の内側に極薄く油を塗ってから、平たくしたパン生地を張り付けました。
(一次発酵30度で6時間、つぶしてから二次発酵35度で2時間。生地の配合は、プルマンブレッドと同じ。)
これ、フォカッチャなどでも使えますね。フォカッチャをオーブンで焼くと、皮の部分が乾燥気味になるけれど、土鍋焼きなら表面もしっとり。(キツネ色の焦げ目は着くので、香ばしさはあります)。
フォカッチャをサンドイッチにするときには、生地がしっとりしているほうが食べやすいです。
オーブンで焼き上げた方のパンと見比べると、別物ではございますがね…。
オーブンがない人でも、フライパン、ホットプレート、蒸し器、土鍋などを使うと(見た目はパンらしくないかもしれませんが)、美味しいパンが作れますよ〜。
土鍋は小さなタンドリー。パンが美味しく焼き上がって当然ですわ〜。今が出番の土鍋をパン焼きにも使っちゃいましょう。