ドライトマトのオイルソース

 先の「ドライトマト」から、即、更新。

 ドライトマトをオリーブオイルに漬け込んだものです。

 オリーブオイルには、ジェノベーゼを混ぜ込んでいます。ですから、オイルが緑色。黄色いツブツブはマスタード粒です。

 ジェノベーゼのお陰で、美味しい味と香りが十分に着くので、これだけですでに、調味料、味付け用のソースなんです。

 ドライトマトだけでしたら、ただの素材でしょ。すぐに使えるように、調味料にしておく方が便利です。

 ジェノベーゼの作り置きがなければ、みじん切りパセリなどでも色合いがきれいです。みじん切りのアンチョビなども混ぜ込んで、塩味にしてください。(うち、山ほど作ってしまったジェノベーゼが、冷凍庫に眠っているのよ。これを何とか減らさなければ…冷凍庫内が夢の島なんだわさ)。

 ドライトマトさえ作っておくと、あとは他の材料を「混ぜるだけ」。ドライトマトと、オイルソースを別々に使ってもいいわ。何とでもなるのよ。オイルソースにヴィネガー混ぜりゃ、サラダドレッシングにだってなっちゃうし。

 ゆでたてパスタにそのまま絡めても合います。その上に、粉チーズ振りかけるだけで、十分に美味しいです。

 白身魚のソテや、ロースト肉のスライスにタラタラッと滴らせ、飾りソースにしたり。

 調味料、ソースの類は、作れるときにいろいろ作り置きしておくと、後の料理が、何かと便利で手軽です。

ドライトマト

 急に秋めいてきた感じ。

 名残惜しみの夏野菜加工、昨日はドライトマトづくりでした。

 空に遠い雷鳴、すずめの涙のような天気雨が、ポツリポツリ。

 信用できない空模様だったので、手軽にオーブン低温乾燥焼きで仕上げてしまいました。(これが一番ラクです)。

 100度で、1時間近くくらいだな。

 天日干しと違い、カビの心配もない速攻戦です。

 このあと、マスタード(ホールを一晩水で戻したもののほうがいいですね)、ガーリック、オリーブオイルに漬け込みます。

 市販品のドライトマトは、あまり美味しくないけれど、お気に入りの生トマトでドライトマトを手作りすると、(変なクセもなく、色も美しいので)結構使えますよ。

 パスタ料理や、サンドイッチ、ピザ、フォカッチャなど、定番に使うほか、肉や魚のソテに、アクセントとして飾っても可愛いです。(ミニトマトサイズで、色もきれいだから使えるのよ。でも、あの市販品じゃ飾りにはなりませんなあ…)。

 美味しい生の完熟トマトで作ってください。まだ、間に合いますよ。

 昨日は、フェタチーズも、オリーブオイル漬けにしておきました。これは、夏のハーブ類やガーリックも混ぜ込みます。塩ゆでしたインゲンなどを和えて、地中海風のサラダにすると美味しい。

 ドライトマトを少し飾ると、名残惜しみの夏の味。

 湿気がなくなったとたん、急に食欲が目覚めてしまいましたわ。