ホットプレートで、パニーニ?

 パニーニ。

 本来は、焼きサンドイッチ形の(はさむ形の)焼成道具で、パン生地に具をはさみ、プレスして両面焼き上げるパンなのですが…。

 シマシマでミゾミゾの焼きサンドイッチ形を持っていないのよ。(デロンギとかで出ていて、購入は可能なんですけどね)。

 一応、焼きサンドイッチ用の焼成道具は持っていますよ。でも、シマシマのミゾミゾじゃないんですよね…。LOVE♡とか、焼き色の文字が着いちゃうやつ。

 けっ。気に入らない。(惰性とかいう文字の焼き色がつくなら許すが)。

 それに、焼きサンドイッチ専用にしか使えないしさあ…。

 でも、ホットプレートなら、焼き肉もできるし、焼きそばも、大根もちも、チヂミも、餃子も、なんでも焼けちゃうじゃん。その上、パンも焼けちゃう。

 デロンギのパニーニ専用プレートなら、2万円以上するけど、ホットプレートなら、馴染みの日立の電気屋で買うと、1万円くらいに安く値引きしてくれるし。

 ということで、焼きサンド完了形をパンで具現して、サンドイッチ用の平たいパンをホットプレートで焼いてみました。

 うん。かなり、っぽい感じ。このシマシマのミゾミゾが欲しかったのよね。

 あとは、生ハムだのベーコンだのチーズだのをはさみ、天板2枚でプレスして重ね焼きすれば、立派にパニーニ、焼きサンドになるんだわさ。まあ、順序が逆ですがね。

 薄っぺらに焼き上げたパンは、サンドイッチにしても食べやすいのよね。私みたいに、おちょぼ口の上品なヒトでも、無理なく食べられるわ。

 まあ、小口の縦食いじゃなくて、幅広い横食いでも、ガバッと一口でかぶりつける自信はあるけどね。能ある鷹は爪を隠すってなもんで。

 一次発酵完了しないうちから、(中盤くらいから)、どんどん成形し始めて、一次発酵完了時間には、すでに、楕円形の薄い生地に成形し終えている状態で作りました。

 つまり、一次とベンチを同時にとって、生地に負担をかけないようにして、長く薄く成形しました。

 二次発酵は、いつもどおり、1時間半。普通に取りました。

 今、暑いでしょ。30度以上。生地に(高温多湿のせいで)思い切り、負担がかかるんですよね。はっきり言って、まともな酵母パン作りの環境じゃないのよ。特に、自然発酵種の酵母パン作りにとっては、地獄の沙汰も対応次第。

 こんな時には、一次とベンチと成形を同時進行。時間かけすぎの発酵過多を防ぐ意味でもね。

 ともかく、自然環境には抗わず、あちら様がそう出たならば、こちらは、こう出ます…というような、臨機応変な(つまり、いいかげんな)対応で、暑さも湿度も乗り切ります。

 元種、種継ぎの頻度も、通常より、早めにしてください。あと、使用する中種も、通常より1日くらい若めの方がいいです。種は少なめを心がけてください。もし、夏休み中に種をダメにしちゃっても、(私は正常に維持しているので)、差し上げるので、あまり神経質にならずに、夏休みをのんびり、ゆっくり過ごしてください。

 気候が不安定です。自然災害も起きていますね。安全第一のお盆休みを楽しくお過ごしください。

 夏休み明けたら、みんなで、元気に会いましょう!

見れば見るほど…

 摩訶不思議なしべです。

 自然のアート、この精巧さ。

 (人様の生垣に咲いていたのを撮っちゃった。綺麗にたくさん咲いていたよ。これって、テッセンですよね?)

 うちのジャングル庭に置きっぱなしにしていたイタリアンセロリには、立派なアゲハチョウのお子様が住み着きました。

 このお方の文様も、見れば見るほど精巧にできています。さなぎになって、孵化するのを今年も見られるかしらね。鳥に食われませんように。イタリアンセロリをたくさん食べて、早く蝶々になーれ。(余計なお世話ですが、ベランダの陰の方に避難させておきました。庭に来る鳥さんたち、食欲旺盛なんですもの。アゲハのイモムシ、ころころ太っていて、うまそうなんですもの)。

 二泊三日の「実家での三食昼寝つき休み」を堪能していた娘が帰ってしまったので、ぼちぼちパン種の種継ぎとか、パン生地づくりなどを再開しました。

 夏休みとはいえ、これだけはサボれないのが、ちょいと辛いね。まあ、パン種の方も生き物なので、しょーがないか…。

 まあ、人間の子ほどには手はかからないし。犬と違って吠えないし、散歩も必要ないしね。

 娘に付き合って、シャドーボクシングのマネをしつづけた三日間。すっかり、クセになってしまい、無意識にシャドーのポーズをとってしまう。

 これ、結構ハードなんですぜ。すぐに汗ばんでくる。あと、1週間後に、また一つ歳をとるので、老化防止のために続けてみようか。

 華麗なキックとパンチを夢見て。