十六ささげ三度目の正直

 丸井の八百屋で、十六ささげをめっけ!

 三束全部を買いこんできて、昨日の教室で2束「炒め煮」に再チャレンジ。

 また、失敗こいた。やはり、味が濃い。

 うすうすと、「根性が強い」という意味が分かってきましたね。

 硬い、というか、しない(噛み切りにくいという意味の方言)のです。それに、多少のエグみ、わずかなニガミがある。細長いので、断ち切り。インゲンのように斜め切りできないので、細い割には熱の通りが遅く、味付けも染みにくい。

 つまり、強情っぱりな野菜です。インゲンの方が、ずっとお人よしです。

 この手の「初顔合わせ・負けいくさ」には、かき揚げ戦法という手段がある。

 かき揚げなら、味付けなし。相手の素性もよく分かる。

 残りの1束をミョウガと共にかき揚げにいたしましたところ。

 う、うまい!

 うまいじゃありませんかっ!(ちょっと濃い目の味付けに作った天つゆでいただいてみました)。

 スリムなお姿も、涼しげで、いとよろし。しっかりとした歯ごたえが、逆に功をなし、みょーに味わい深いのです。

 しなびた味わいと申しますか。なかなか結構な面白みのある野菜です。(クセのある野菜は、先ずは、最初にかき揚げで試すべきですなあ…。)

 来週も、八百屋に並んでいるといいね〜。あったら、名誉挽回で、十六ささげの美味しいかき揚げ食べさせたげれんだけどなあ。(お祈りしておいてください。来週は、十六ささげ産地出身のゆきちゃんも出席なのです。東京で見かけないと言っておりましたもので。国分寺で、懐かしの味を美味しく食わせたいと願っていますので。)

 今日もシトシト雨降り。涼しくて、すごしやすいのはありがたいんだけど。こんな日照不足では、お米の出来が心配です。

 でも、涼しい方が、パンは作りやすいです。

 今朝は、山形食パンとパンペイザンを仕込みました。

 でも、そろそろ、晴れろよっ!