梅のソース2種

 「これのどこが梅よっ?」と、言いたいかもね。

 でも、梅なんです。

 先ず、写真・左下。これはみじん切り玉ねぎ(今回は紫オニオン使用)を梅シロップ、塩、スパイス&ハーブ、オイルで漬け込んだ甘酸っぱい玉ねぎのピクルスです。

 そーです。梅シロップを酸味と甘みの調味料にしているんです。これを冷やしトマトなどのサラダにかけると最高!魚のフライなどにも合いますし。サンドイッチの具の上にパラパラ、これもOKね。マヨネーズ、みじん切りゆで卵と混ぜ合わせて、タルタルソースにも。

 とてもシンプルなオニオンソースなのですが、あまりにも重宝なので、いつも冷蔵庫に常備しております。

 写真・右。これが、梅のコンフィチュールをベースにしたソースで作った「夏野菜のトマトソース」です。

 サイコロに切った(皮むき)トマトやキュウリ、パプリカなどに軽く塩をまぶしてざるに上げておき、余分な水分を切ります。
 小さめのサイコロに切った玉ねぎ、梅のコンフィ(つーか、梅ジャムよね)、オイル、みじん切りニンニク(オイル漬けにしたもの使用)、スパイス&ハーブ、塩を混ぜ合わせた「梅ドレッシング」を作り、水気を軽く切ったサイコロ野菜を和えます。

 ともすると、水っぽいソースになりがちな素材の配合ですが、梅コンフィを使うと、水っぽくならずに美味しいままです。ですから、作り置きがききます。

 この夏野菜のトマトソースに、魚介類なり、魚のフライなり、ソテした肉なりを漬け込むと、マリネ。上にかけると、フレッシュソース。生ハムやパスタと和えると、ドレッシング。

 明日のパン教室、メインディッシュのソースです。

 で、肉にしようか、魚がいいのか、それともタコ・イカ・エビの魚介類か…さもなければ、パスタなのか?…。まだ、決めかねているのです。

 この際、全部?とか思ったけれど…。それでは「闇鍋」同然になってしまう。困った。何にしようか?

 ちなみに、スィーツは「国分寺産!」のフレッシュな大粒ブルーベリーを混ぜ込んだバターケーキを焼き上げておきやんしたぜっ!ブルベリー、初物じゃ〜♪

 初物で、まだ、ちょいとお値段が張るので、そのままお出しできないんですわん。ケーキにして、かさまし(?)しときやんしたーっ。

 今週も、定員オーバー、窮屈な思いをさせちゃいます、すんまへんどす。ご予約入れ遅くてお断りせざるを得なかった方々、ごめんなさ〜いっ!「自慢の国分寺野菜」の夏料理(料理は自慢しないけど…)は、これからが本番ですから。

 ささ、国分寺の美味しい野菜の料理、たーくさん、食っちゃって〜〜。ビールのワインも、バンバン飲んじゃって〜〜♪

 お、おっと、パン教室だったんだぜえ…・。

 

南高梅のコンフィチュール

 朝飯後です。(先ほどのへしこ画像は朝飯前の忙しい時間でした)。

 南高梅が、黄色や赤に熟してくると、やはり、1kだけでもいいから買いたくなってしまうのです。

 毎年、たくさんの無農薬栽培の梅をいただけるのですが、(そして、山ほど梅加工を済ませた後なのですが…)、熟した南高梅を1kだけ店でゲット。

 梅シロップから引き上げて、コンフィにしました。

 コンフィーズリーとは名ばかりで、甘みはほとんどなく、とっても酸っぱいのです。この酸味がお目当て。これで、「夏野菜のトマトソース」ドレッシングを作ります。

 つまり、「ビネガー」として使います。

 梅のコンフィチュールの酸味は、醸造酢とはまた違う爽やかな風味で、これからの季節にぴったりです。ふくよかさが欲しい場合は米酢とブレンドして使います。

 オイル、スパイスソルト&ハーブと混ぜ合わせ、味を整えましたなら。

 みじん切り玉ねぎ、サイコロ切りトマト、パプリカ、きゅうりなどと混ぜ合わせ、夏定番の「夏野菜ソース」の出来上がり。

 スモークサーモンや魚のフライなどを夏野菜ソースでマリネーズしても合いますし、ボイルしたイカやタコなどとも良く合います。

 輪切りにしたゆで卵やオムレツに添えても色合いがメチャ可愛い。当然、お味も合いまする〜。

 揚げたナスやズッキーニとともに、肉や魚のソテーのソースにしてもいいんですよー。

 冷製パスタや、マカロニにからめると、見た目の涼やかな夏パスタ!仕上げにオリーブオイルを一回し。バジルかパセリをあしらってください。

 ということで、昼飯前に、夏野菜トマトソースを完成させて、明日の教室に備えます。出来上がったソースは、後ほどの更新にて。

即席・サバのへしこ

 毎度おなじみの「塩干魚」+「糠漬けの糠床」=即席へしこで、今回は塩サバにて。

 今週は、へしこの本場の方もご出席。教室に先駆けて、仕込んでおいた塩サバの糠漬けを今朝、試食しました。

 魚の糠漬け、朝飯のお供に最高です。ご飯がもりもり進みます。糠漬けの焼き魚は、冷めても生臭くならないので、食べ残しの1切れは、お昼ご飯で楽しみます。

 お弁当のおかずにもいいかもしれませんね。本物のへしこでは塩辛すぎて、弁当にはつらいものがありますが、この程度の糠漬けなら平気。

 1週間近く、漬け込みました。(ポリ袋に詰め、冷蔵庫で放っておくだけ)。

 で、このお皿。撮影用に買ったもので、文字通り朝飯前に大あわてで、ファインダーをのぞいてみたのですが…。皿の側面が、鏡かレフみたいな感じで光っちゃうね。写真撮るには、ちょっと難しいかな。

 へしこをよそうつもりはなかったのです。焼きナスなどを並べ、上に極細切りのゴボウのモニャモニャの揚げものを青紫蘇とともに天盛りにして、添えるソースは甘味噌だな…などという風景を思い浮かべ、買ったお皿です。

 サイコロに切った夏野菜のソースを敷き詰めて、上に肉か魚の料理をのっける洋風料理でも、似合いそうだな。和洋どのようにでも使えそうだ。

 ということで、朝飯前のへしこの後は、別の料理を考え出して、のっけて撮影してみます。へしこではなく、黒い四角皿の試し撮影の画像でした〜〜。おそまつ様。