ライ麦クリームあんぱん雪辱戦

 2回目の挑戦、ライ麦クリームあんぱん。

 今回は、フィリングの逆噴射を抑えることはできました。餡もカスタードも、一応良い子で生地の中に収まっています。

 しかし、餡に火が通って膨張することを(つまり、逆噴射してしまうので)恐れて、焼きがあまいです。思い通りに焼き色が着けられません。

 その上、餡の詰め方が、非常にへたっぴです。上皮薄く下皮厚いの、これはダメね。むしろ、上の方が少し厚めくらいじゃなきゃ…。でも、綴じ目(底)を薄くすると、今度は下から、餡やクリームをちびちゃう恐れが出てくるし…。

 恐る恐る怖々感が、よーく表現されたビビリ顔のパンになりました。

 今回は、ライ麦パン生地の配合を変えました。ライ麦粉は20%程度に減らしてみました。小麦粉は、フランス粉ではなく、柔軟性の高い強力粉にしてみました。副材料に、砂糖とバターを少し加えました。

 餡よりもタチの悪いカスタードクリームの配合も、かなり変えました。

 全卵1個、砂糖大さじ5、アーモンドプードル30g、牛乳200cc、バター20g、バニラ、ラム酒適量

 クレームダマンドに近いアーモンドカスタードにして、溶岩流出状態を抑え込んでみました。

 問題は、焼き色だな…。表面に油を塗って焼く、もしくは、天板をかぶせて焼くなどの誤魔化し方があります。

 やるだけやったら、あとは「誤魔化し」あるのみ。