今週のパン「パン・ペイザン」

 このパン・ペイザンの写真は、本日撮ったものではなく、別の日のものです。

 本日、わたくしは、またまたドジな失敗をこきやんした。

 パン・ペイザンなどの黒い粉(ライ麦等)の混じったリーンなパンは、ちゃんと熟した3〜4日目の中種を使わなければ、失敗作になるのですが…。

 4日目種の用意がなかったのです。で、若い2日目種を30%(と控えめに)+長いこと放置しておいた超古種の元種を10%ほどブレンドして。

 この程度で4日目種くらいの酸化度になるであろう…・という予測の元に焼き上げたパン・ペイザンなのですが…。

 オーブンを開けてびっくり玉手箱。おみごと「ひょっこりひょうたん島」の形にしてしまいました〜〜〜。

 この忙しい時に、パンなんか失敗している場合じゃないんですけど。

 気がせいていたので、やけに力をつけすぎた(きつい締めの)成形にしちゃったことも、ひょっこりひょうたん島の敗因の一つです。

 でも、焼き色から判断すると、種の若過ぎですね。リッチなパンや食パンなどなら大丈夫なんですが、リーンなものは、種の誤魔化しや間に合わせが、モロ丸出しですよ。

 3月、春先になったので、基本パンに戻り、ベーシックなアイテムを再開しようと思っていたのに、私が率先して失敗してどーする。

 幸い、外が暗くなって、ひょうたん島の写真が撮れないのが、ラッキ〜だわん ♡ ♪

 みなさんは、種を間に合わせで手抜きしようなんてこと、なさいませんように。

嬉しいなあ〜!

 以前から、とても気になっていた雑誌、ビッグイシュー。

 国分寺・北口でも、販売している方が一人おられます。

 買い求めて何やら楽しそうに立ち話しているのは、たいがいは、20代〜30代くらいの若い女性ばかり。

 買いたくても、元・25歳:今は「その倍」の私としては、かなり気遅れが…。(私だって昔は若かったと、ヒクツに言っておく。)

 そのビッグイシューから、取材依頼がありました。(晶文社で出した)「手作り調味料」がネタの取材です。

 嬉しかったですねえ。気になっていても、関われなかった雑誌ですから。(116号・4月発売)。もちろん喜んで、ほいほいと二つ返事でお引受けいたしました。私ごときで、ご協力できるものであれば、なんなりと〜。

 で、よくよく考えると、今月の空き日は全部、単行本の打ちあわせや雑誌の撮影で埋まっていたんだわ…。やべ。

 教室準備期間の中に、何とか強引に「隙間」を作って、時間がある「ふり」をしました。(で、たぶん、教室前日に焦りまくる結果になるかも)。

 まあ、ともかく、なるようになる。なんとでもなるんだ。したいようにするだけですわ。この雑誌、私にとっては他人事ではなく、まさしく「自分事」なんですもの。

 ところで、ビッグイシューの読者は、過半数が女性で、しかも、20代30代の若い方が大半なのだそうです。(どうりでねえ…。)

 同情心などではなく、ピュアに、内容の良さと理念の質で、大いに売れてほしい雑誌ですね。若い読者が多いというのも、将来性があって良いことです。

 見かけることがありましたら、(たとえ、若くはなくっても!)、ぜひ、お買い求めください。116号は、特に買うように。

 で、「今週のパン」のほうは、まだ、ホイロの中です…。めんご。