バレンタイン「トリュフ」

 さてさて、食パンを焼いている25分のうちに、さっそく本日2度目の更新。

 次の登場選手は、おなじみの「トリュフ」です。

 用意するもの;ミルクチョコレート500g、生クリーム200ml、ラム酒大さじ2、トッピング用の何か、

 ボウル2個、ゴムべら、菜箸、小さめの片手なべ1個、ボウルのケツがすっぽり入るサイズの鍋を2個、クッキングぺーパー(オーブンペーパー?つーのか、なければ、ポリ袋のシートでも)

 作り方(24個分)

1・チョコを細かく刻みます。

2・片手なべに生クリームを全部そそぎ入れて、沸騰させ、刻みチョコ200gを投入して、溶かします。溶けたら、ラム酒を混ぜ込み、ボウルに入れて、冷やし固めます。これは「ガナッシュ」という名前のクリームで、トリュフの中身にします。

3・硬く固まったら、ティースプーン山盛り1(17gくらい)サイズで丸めます。

4・残りのチョコ300gをボウルに入れて、テンパリングします。(テンパリングに関しては、先のブログ「デニッシュ・今週のパン」に書いたので参照してください)。

5・テンパリングしたクーベルチュールの中に、ガナッシュのボールを浸し、全体にクーベルチュールのコーティングをまとわせます。(右手に菜箸、左手にゴムべらを持って、作業するといいです)。

6・コーティングされたものをオーブンペーパーの上に並べていきます。

7・クーベルチュールが固まらないうちに、好みのトッピングをのせます。

8・1時間ほど放っておくと固まるので、チョコパーチ(アルミホイルカップでOK)の上に移します。

 1000円以下の材料費で、「トリュフ」24個の出来上がり!

 ちょうど、食パンが、今焼き上がりました。んじゃ、また!

チョコレートデニッシュ;今週のパン

 チョコレートでデコレーションしたデニッシュペストリーです。

 焼き上げたもののいくつかは、ブロークンハートさせてしまいました。

 そうです。ハートとは、壊れやすいものなのですよ。およよよ。

 チョコレートを溶かすには、テンパリングという温度調整作業が必要になります。

 ですから、慣れないうちは、必ず温度計を用意してください。また、チョコは水気を嫌うので、ボール、ゴムべらなどの道具は、きちんと水気を拭きとって乾燥させたものを使いましょう。

 先ず、チョコを細かく刻みます。それをボウルに入れて、湯せんにかけます。(湯せんのお湯が、ボウルの中に入らないようにご注意。)

 全体をゴムべらでかき混ぜているうちに、チョコは溶けてとろとろになります。このとろとろチョコの温度が、先ずは50度になるようにします。

 50度になったら、湯せんをはずし、今度はボウルの底を水に当て、かき混ぜながら、27度までチョコレートの温度を下げます。

 チョコがもったり重たくなり、27度まで冷めたら、今度は、またボウルを湯せんに当て、30度になるまでかき混ぜながら温度を上げてください。

 つまり、クーベルチュールのテンパリング温度は、50度→27度→30度と覚えておくと良いのです。

 ただし、これは万人向きのミルクチョコレートの温度です。ビターなブラックチョコになると、もっと温度が上がります。55度→29度→32度くらいの感じです。

 なぜ、このような面倒な作業が必要かと言いますと、チョコレート成分の(各材料の)溶解温度がそれぞれ異なるためです。成分のすべてが溶解するように、全ての溶解温度を与えて、チョコを溶かします。

 このテンパリング作業をしなかったり、チョコを水で濡らしたりすると、チョコが固まったときに、ブルームという白っぽい濁りを生じます。

 また、固まったチョコを素手で直接触ると、あとから指紋がチョコの表面に白く浮き上がってきます。これも、一周のブルームです。

 ですから、固まったチョコレートは、絶対に素手で触ってはいけませんよ。衛生手袋を着けるとか、箸やトングでつまみましょう。

 さて、この画像のあとは、「トリュフ」の画像を更新します。我が娘と、試食担当部長(他人の息子)のために、バレンタイン「トリュフ」を作りました。

 作り方は、いたって簡単なので、このあとの更新画面で書きますね。

 んじゃ、また、のちほど。(また見てね!)