手作り米酢の使い道

 ううっ…。うっ、うっ…。

 また、やってしも〜たわ…。ううっ…。

 昆布と身欠ニシンの煮物の鍋を火にかけながら、パソコンに向かったわしがアホやった。

 時間を忘れて没頭していると、何やら不穏なキナ臭い匂い…。鍋のことをすっかり忘れておったんじゃわいっ!

 台所は燻製室、鍋の中には備長炭が出来上がっていました。

 醤油の完成に続きまして、柿酢で種付けした米酢が出来上がる時分です。ツーンと酸っぱい匂いを立てています。

 消し炭状態に真っ黒に焦がした鍋は、酢を注ぎ入れておくと、焦げがはがれてきます。(重曹も入れておきます)。(でも、その前に、焦がさないほうがよいのですけど。)

 手作り米酢は、只今、黒焦げの鍋の中。

 ほ、ほーらね、自家製米酢も、ちゃーんと役立ったでしょう〜。

 不本意な使われ方をされちゃう米酢が気の毒なので、焦げ鍋に入れる前に、お鍋さんと一緒に、ツーショットで記念撮影です。