キャラメリゼ・クロワッサン

 つい先ほどの赤っ恥さらし画面をそう急に更新すべくの苦肉策。

 名づけて「キャラメリゼ・クロワッサン」なんていうフランス語、あるのかないのか知りませんけどね。

 これは、ずばり、クイーニーアマン(ひところ、はやりましたね)のパクリです。バターと砂糖を焼いてキャラメル化する原理は、似たようなもんです。

 あの重たい酵母の焼き菓子は、クロワッサンのような生地に、バターと砂糖を折り込んで、砂糖をかけて焼き上げて作るんですけど、これは、すでに焼き上がっているクロワッサンに、生キャラメルのっけて焼いただけのシロモノ。

 こりゃ、カンタンでええわあ〜〜♪

 クイーニーアマンよりも、軽い味です。わたしゃ、あのクロワッサンの出来そこないのような重たい生地が好きではなかった。(お好きな方、ごねんなさい)。

 こっちのほうが、ええ。

 キャラメル遊びも、ベタベタトロトロ面白いしね。

 見た目はクロワッサンのみたらし団子。

 こんな手抜きばかりやっていては、あきまへんのですが。

 やってみなはれ、おもろいでー。

 

ち、ちびちゃった〜!

 いえ、いえ、私のことではありませんよ、今回は。

 キャラメルブレッドにするつもりだったパン底が、ちびちゃったのです。

 想定内のしくじりでした。普通に包んで綴じ目を下にして焼けば、加熱で膨張したり、溶けたりするものは、綴じ目からあふれ出てくる場合がありますので。

 とろとろになって溶け出したキャラメルお座布団の上に、パンが鎮座しているような状態でオーブンから、お出ましになりやんしたぜ。

 はちゃー、やはり。やっちまった〜!!テヘッ、ケハハハハ!

 キャラメル座布団のおかげで、カスタードクリームだけはパン生地の中に収まっています。しかし、見よ。このパン底に、見事に噴出された茶色い物体を。(これはパンの表面ではなく、底部分の写真です。)

 次は、カップに生地を入れて、上からキャラメルを押し込んで焼成してみます。あと、折り込み生地(クロワッサン生地)でも試してみます。

 表面噴出する分には、問題ないです。キャラメルは魔法使いのバアサンの森のパン屋レシピに入っているものなので、何とかキャラメルの菓子パンも成功させたいのです。

 ちなみに、このキャラメルは

・生クリーム100g、・砂糖100g、・バター30gくらい、・水あめ適当な量、・蜂蜜もいい加減な量、・黒砂糖を少々

 これを鍋に入れて、煮詰めただけです。メチャ簡単。水あめとか蜂蜜って、計りにくいから、メンドクセーので計らない。入れなくても、いいものですから。(クリーム、砂糖、バターだけで、作れちゃうんですよ)。

 カリカリのヌガーにする場合は、この煮たものを天板に流して焼くと出来上がっちゃいます。(これには、ローストナッツを入れると美味しい)。

 煮詰めて固めたキャラメルは、銀歯や差し歯が外れてきそうで、怖いです。焼いて、カリカリに薄く香ばしく仕立てたヌガーのほうが、安心ですね。歯医者に行かなくても済みます。