ずぼらこきの古種で、イングリッシュブレッド

 縦に、すだった窯伸びのほしい山形食パンは、若い種(2,3日目あたり)で作ります…と、しゃーしゃーとアドバイスメールを送付した舌の根も乾かぬうちに。

 わたしゃ、7日目と4日目の古種ブレンドで、これを仕込んでおりやんした。

 7日目種は15%ほど、4日目種は25%ほど。総計40%種配合。酸化生地にはなっておりませんが(そして、風味も良いのですが)、内層の気泡は、やはり、若干、もたつき気味でした。

 古種は、確かに窯伸びには劣りますが、発酵力が強く、風味が深いのです。

 パン種使いは、何とでもなるのですが、やはり、慣れていない方には、古種でのパン作りはお勧めしません。(中間的で安定した3日目種を使いこなしてから、変則的な方法にじょじょに移行させるのがいいでしょう。)

 古種パン、本日はクロワッサン。バター折り込みに、ぴったりな涼しさです。二次発酵は、オーバーナイトを予定しています。

 グルの低い生地と、古種と、長時間発酵で、どこまでイケるのでしょうか?生地の力が持つのか否かは、まだ、わかりません。いつも安全路線の安定した種を使っておりますもので。(3,4日目くらいまでのものです)。

 生地は硬めに捏ねておきました。捏ねは普段のクロワッサン生地よりも、長めに入れました。これで、過酷な条件を持たせようという魂胆。

 明日の画面で、無事にクロワッサンの画像が載るのでしょうか…。

 今日、明日の気温は低めの予報です。(しっかり天気予報をチェックしてから仕込みます。)もはや、天気は失敗の言い訳にはならないですね…。

 秋になったとたん、メキメキと酵母パン魂が燃え盛る昨今です。