残り物も、ここまでくりゃあ…

 と、言うことで。

 昨日の生地を焼き上げるなり、中種として再仕込みするなりは、もう済ませましたでしょうか?

 飲みすぎて、寝坊したそこの人、まだですね。

 私は日曜日にもかかわらず、再仕込みのために、真面目に早起きをしました。(嘘つくな。)

 35度近い猛暑から、突然、22度の低温になったのです。

 が、まだ、食欲は真夏のまま。うちの冷蔵庫の中は、残り物のオンパレードです。

 かぼちゃの煮物、きんぴらごぼう、ひじき、大豆の煮物、チキンゴボウ巻き。せっかく作ったのに、どれもこれも、やーらしく残っている。

 で、マフィンの中に、ぜーんぶ、入れちゃった。…・。

 惣菜には、すでに味が付いているので、これ以上、味を濃くしたくなかったのです。

 そこで、だ。

・前日の生地+・フランス粉150+・塩小さじ1+・水135cc

 この、リーンな生地を前日の極リッチな生地に混ぜ合わせて、リーンな配合に近い生地に仕立て直しました。(総計すると、コッペパンくらいの配合です)。

 こうなると、一次発酵も二次発酵も、スムーズで早いのです。すでに、お菓子ではなく、パンそのものの配合に、本日変換。アッカンベーだ…のお菓子作り。

 生地を種にすると、こんな縦横無尽な変化も楽しむことができます。(昨日の教室の段階で、それを教えておけよ…という話もある。)

 一身上の都合により、中が中なので、上にはチキンゴボウ巻きとゆで卵輪切りと生ハムを飾った。これで、中身の何たるかは誤魔化せた。

 写真写りを良くするために、わざと、ソフトモードの下火焼成にして、焼き色を薄くした。これで、写真も誤魔化せた。(明るくなり過ぎたけど)。

 急激な天候の変化で、体調が、いま一つ、変な感じですよねえ。これは、酒を飲んで誤魔化すことにする。

 なせば、なる。そして、なしても、ならんこともある。

 なして、ならずんば、誤魔化しあるのみ。カッカカカカ!

総菜マフィンにしちゃおう

 一次発酵の完了した生地を冷蔵庫で一晩、寝かせましたか?(熟成と水和のため)。

 さて、それをもうひと手間で、中種にしてもOK、そのまま二次発酵に進み、焼いてもOK、どちらでもいいのです。

 もし、日曜日のブランチにするのでしたら…。

 新鮮なブルーベリーなど、冷蔵庫の中に用意はないでしょうから、あり合わせのもので、お惣菜マフィンにしちゃってください。

 生地を少し型に落とし、ウインナーソーセージ、ポテト、チーズを入れ、生地をまた、少しかぶせて、玉ねぎ、ピーマン、ハムなどをトッピングして、マヨネーズで線描き。

 1時間半ほど二次発酵させてから、焼きあげます。

 おやつのマフィンは、お菓子から、休日ブランチに急きょ変身です。

 仕込みも簡単ですし、副素材をフルーツから惣菜に変えるだけで、軽い食事やおつまみにも応用できるので、(手抜き酵母パンづくりとして)大いに活用してください。

 私は、甘いもの、嫌いなので…。ひたすら、辛口アレンジで、おつまみ派でいきます。