糠漬けとか新生姜のこととか

 大忙しだった1週間も終わり、ほーっと、静かな日曜日。

 急に真夏がきたみたいな、30度を越す日々も、なかなかのものでしたね。

 常日頃の行いが良いせいか、それとも、不摂生慣れしているせいか、ハードスケジュールもなんのそのでした。

 ろくろく、まともにブログ書きすらできていないこのかんに、新生姜の甘酢漬けと、紅ショウガが、勝手に出来上がっちゃっていました。

 わあー、キレイやなあー。バラの花みたいじゃ。

 ほんのりピンク色の甘酢漬け。目も覚めるような赤梅酢色の紅ショウガ。

 出来たての新生姜の漬物を糠漬けに添えると、普段のお漬物が、にわかに華やかになりました。嬉しいなあーー。キレイだなあーー。

 糠漬けも、絶好調に美味しい季節になったので、またまた、糠床の押し付け的床分けを再開。糠味噌ファミリーの増殖と拡張。

 で、糠味噌ファミリーの皆さま、みんな全般的に、塩入れ不足の傾向がありますよ。酸っぱくしすぎたり、ダメにしちゃうのは、たいがい塩不足なのよ。

 かき混ぜて野菜入れるたびに、必ず、ティースプーン山盛り1、2杯くらいの塩を足すの忘れないでください。
 あと、容器の内側の肩をキッチンペーパーできれいに拭いたら、そのペーパーを小さく折りたたんで、糠床のまん中に押し込んでおくのよ。
 そうすると、野菜から出る余分な水気をキッチンペーパーが、吸いとってくれるのです。

 あと、もう一つ。毎日、頑張ろうとしないこと。2,3日、放っておいても、どうってことないよ。もちろん、こんな本当のこと、本には書けないけどね。

 わたしなんざあ、1週間放置…なんて、ざらですわ。さすがに、1週間ちかくも放っておくと、酸味が強まるけどね。でも、糠と塩を足して、かきまぜておくと、2,3日で、元の美味しい味に戻るよ。

 でも、2週間以上、放っておくと、虫が湧くよ。(ショウジョウバエ)

 ただし、これは上面だけなので、上の部分を多めに取り捨てて、残りに糠と塩を加えて混ぜておくと、数日で、また美味しく戻る。ずぼらで、いい加減でも、大丈夫だよ。

 自然の季節が、備え整えてくれる食べ物の数々って、本当によくしたものです。その季節の心身に必要なものをいつも必ず、自然が、季節の変化が、万全に用意してくれている。

 マクロだの、ホールフードだの、酵素食だの、リビングフードだの、観念的な情報や知識なんぞに翻弄される必要はないです。

 そんなものなんかを盲信しなくても、自然が、季節が、そのようなものの全てを私たちのために用意してくれています。

 何かを信じたいのなら、自然を、季節を、時間の流れを、人間の生命力を信じてくださいませませ〜〜屁のカッパ〜〜。