(無題)

 白い綿あめみたいな曇り空。

 綿あめは、白よりピンク色のほうが、美味しく感じられたけど。でも、ホントは味に違いは、全く無かったんだよなあ。

 田舎の母から頼まれていたお使い物のお菓子を焼きあげました。今や、貴重品とも言えるバターを100%使えず、やはりバターとマーガリン半々のブレンドにしちゃった。

 今回もクレームアマンドを隠し味に加えて、マーガリン混入の風味の下がりを補いました。(バター不足の折に、クレームドアマンドの混入で焼き菓子の風味を補う隠し技は、けっこう使えるかもよ。熟女の秘技ですわん。)

 かなりの本数を焼いたので、2,3本くすねて、お取り置きにしておきやんす。最近、教室では、ベンチタイムの手持ちぶさた時間をスィーツのティータイムにしているのです。がはははは!の享楽的カリキュラム傾向。

 温かい季節になると、パン生地は緩みながら発酵膨張してきます。寒い時期は締まりながらでしたがね。

 ふわふわしっとりとした柔らかいパンが好きな人には、嬉しい季節になります。

 同じ生地でも、春夏秋冬季節が変わると、生地の性質が違ってくるのです。数字とかのマニュアルでは表現できませんね。「手心」「心づもり」での扱いの変化です。自分の手で、生地の季節変化を感じ取ってください。

 パン生地の扱いは、パン生地に聴くのが一番です。焼成前のパン生地は、生き物ですから。

 「ホケキョ♪」と、鳴けるようになったウグイスちゃん、本日は歌の早朝練習をサボってやんの!寝坊したのか、精進やめたのか…。あいつも生き物だもんなあ。