課外活動での味噌づくり終了

  昨日で、1年近くかかわった明星学園の豆味噌づくりも、何とか終了しました。

 みんな、よく頑張った!総仕上げの味噌汁作りは、どのグループもすごく上手でした。もっとハチャメチャになるかと、覚悟していたけれど、取り越し苦労でした。

 どのグループの味噌汁も、それぞれに美味しかったよ〜!

 子供たちは、親のやり方をちゃーんと見ているものなんですねえ…。事細かに教えなくても、自分のうちのやり方をちゃんとやりとおす。えらい!

 手の上で豆腐を切る子までいて、ああ、お母さんのやり方だなあ…と。なんだか嬉しくなっちゃった。

 豆味噌の出来は、どうなっているのか心配だったけど、おおむね成功!ただし、1樽だけ完全腐敗といった状態の失敗作あり。

 私も初めて見た腐敗状態です。年前(秋)から、うすうすヤバイと思って、要注意の一樽だったのですが。…。やはり、それだけはダメでした。

 まず、見た目からして、即、危険信号。全体が、黄ばんでオレンジ色に近くなっている。カビすら生えてこない状態。
 臭いは、アンモニア臭が立ち上っていました。phが7より上がっている状態、アルカリ性の臭いですね。これは腐敗です。廃棄せざるを得ませんでした。

 デジカメを持参して記録に残しておくべきだった。(が、持って行かなかった)。

 目を離している期間の途中過程の手入れで、何か不適切なことが生じていたのでしょうね。

 失敗も学びのうちです。

 校長先生の「これにて終了」宣言の最終クラブ活動。進級後、新年度からは顔ぶれも、課外活動の体制も新たなものになります。

 終わりも「さよなら」も、ちょっとさみしい。

 午後5時、生徒たちの帰宅時間。帰りがけの生徒たち。

 三々五々と一人一人が寄ってきては、「ありがとう」と「さよなら」を言って帰っていくのでした…。さよならと言うと、涙が出そうになるので「また会おうね」としか返事できませんでした。

 いったん帰ったと思ったのに、また戻ってきて、また、「さよなら」を言う男の子。結局、三回も戻ってきて、三回「さよなら」を言って帰って行った。三回も、泣かされそうになったぜ…。

「最終です」宣言だったのに、何度も「また来るよね?」「ねえ、また、絶対に来るよね?」と、問いかけて帰って行った男の子もいた。

「うん!絶対に、また来るから!」。で、やっと帰った。

 グシュッ…。みんな、みんな、ホントに可愛かったなあー。わんぱくだけど。可愛くて可愛くてしかたないです。

 1年近くも経つとね、子供たちそれぞれの個性もうすうすわかってくるし、子供たちもなついてくるしね。互いにタメ口たたいて、遠慮なしになったのになあ。

 終わりは始まりの始まりですし。さよならは、次への再会の言葉です。