これが我が家秘伝の干物用塩水です

 今さっき、マツエツの売り場で、シコイワシてんこもりであったので、今回はたくさん入手できました。(この前はオーケーで少ししか残っていなくて、たくさんは仕込めなかったかったのよ)。

 大好物のメザシ。いざ、仕込まん!朝ごはんには納豆とメザシだっ!

 この前の教室は、静がめずらしくお休みだったので、節分じゃないけどメザシを来週もまた出すぞー。(静ちゃんは、1週間遅れで教室の節分料理の取り戻しだ。)

 で、急きょ、この前の「秘伝・魚の干物の塩水・ヴィンテージモノ」の追記です。(雪降りのお休みモードが、まだ続いている私。)

 手前、右手に見えますものが、○年モノの塩水でございま〜す。

 これ、ヒシコイワシを漬け込んだ後の塩水を一煮して、アク(水溶性の魚のたんぱく質)を浮き上がらせたところのショットです。
 この後、ざるに布巾をしいて、上がったアクを取り除き、塩水だけを保存します。(こうでもしなければ、マジ、くさやの浸け汁みたいになっちゃう。あれはプロにお任せです。維持管理が難しいと思う。知ろうとには無理かも…)

 漉した塩水はくさや汁と言うよりは、ナンプラーに似ています。魚を浸けるときに、塩やみりんを適量加えるので、塩分何%とか明言できませんが、だいたい飽和食塩水くらいの塩分を保っています。(30%くらいかしら)。
 この塩水が、メチャ旨いのよ。すごくダシがきいている。円やか。干物にする魚は、この塩水に1時間ほど漬けこみます。

 干す期間は1日から、あとは好みの本干し(長い期間)までです。数日から1週間ほどが美味しいですね。

 私、メザシは硬い本干しがすきだけれど、ほかの人は2,3日干しの柔らかめが好きみたいです。
 本当はぶら下げて干したいんだけれど、干し場が狭いので、お腹を植えにして寝かせて干しています。写真は、ヒシコイワシがお腹を上にして並んでねんねしているところです。(この後、寒い外に出されて、網の中で干されました。)

最近、はまっている成形

 昨日の雪が残っていて、外は白銀の世界です。真っ青に晴れ渡った空。

 光のコントラストが強すぎて面白い。外は白いレフだらけだー。何か撮りたいな。ありゃりゃんりゃん、パンしかないか。じゃ、まあ、パンでも撮るか。

 雪解けの水滴が木の枝に連なってキラキラしているよ。風が吹くたびに、しずくが揺れて、キラキラ光りながら散ります。

 あ、そうだ、パンだった。パンですよ、これ。
(芸のない表現だな)。

 最近、はまっている成形です。フルーツやナッツを入れたいだけふんだんに入れたパン生地と、食パンの生地を同時に2種類作る。食パン生地を少し取り分けて、フルーツ生地を包んで焼く。食パンとフルーツパンが同時に出来上がる。

 食パン生地で外側を薄く包むので、フルーツいは入れたいだけ入れて大丈夫、焦げないんだよ。

 いつもは50%とか、多くても100%くらいしか(焦げやすい)フルーツは配合できないけれど、この成形なら、200%でも300%でも、製パン性を気にせずに配合できます。
 ちなみに、この生地はナッツ150%、ドライフルーツ(無花果とレーズン)50%、総計200%の配合です。(中のパン生地はライ麦と全粒粉)
 外側にかぶせた食パン生地は薄いので、焼き色の茶色いクラストになりきっています。下の方に少しだけ白い生地が残っていて、白皮被せの手のうちがバレている。

 外は雪がまだ残っています。みなさん、道で滑ってスッテンコロリンしないように気をつけましょう。雪が何センチか降り積もっただけで、都内だけでも怪我人が200人ほど出たようです。
(ちなみに、北海道では、雪が10センチ降る程度で怪我人は出ません)。