おせち、がんばっている?

 良い天気になるかと思っていたのに、変化に富んだ奇妙な天気になった一日でした。

 晴れ晴れした朝。

 そのあと、暗雲たちこめ、急に冷たい風と雨。そして、また、雲の隙間からのぞく青空と温かい日差し。
 温かかったり、寒かったり、そして、また、温かくなったりとか。

 私は、今日で、一日早く、今年を終えました。麻衣ちゃんに、今年も、私のおせちを食べさせてあげることができたしね。

 ほっ…・。感謝。

 いつも、おせちを最小限に作っても、手作りなら、5,6人分できちゃうんだよね。今年は、それを貰って喜んで食べてくれる「年末年始の無休お仕事人間」もいなくなった年です。(みんな、なるようになって、生活も仕事も、安定して変化しました。)

 今年は慧光寺に、うちのおせちの味見お願いの小さな荷物を送ってみました。慧光寺、今年は住職のお父様が召され、ご夫婦でお父様をお見送りした年だったので。
 お年賀状も、お祝膳もない、静かな年末年始になると思って。お二人の平安で心静かな年越しをお祈りしております。

 でも、他人のうちのおせち御飯の味見程度なら、故人にとっても失礼にはならないのではないかと思ってねえ…。(もしかして、失礼だったりして?私は、神道でも仏教徒でもないので、そのへんのことは、よくわからないのですが…。)

 正月を祝うおせち料理って、日本古来からの、農耕儀礼の美しい習慣ですよねえ。

 仏教もキリスト教も、イスラムも何もかも、超越しちゃっていいんですよねえ?

 今年の伊達巻きが、好評ですうううう〜。永澤さんちの美味しい小型の卵5個に対して、市販ハンペンが1枚、みりん、塩、出し汁が、てきとーに、しょぼしょぼ。

 厚焼き卵用の四角いフライパンで、これを2枚焼いて、1枚を中央部の芯にして、あとのもう一枚を外側の巻きにして、粗めのす巻きで包んで出来上がり。

 教室のみなさーん。おせち作りは、うまくいていっていますか?大丈夫かい?焦がしていないかい?うまく作れなかったものとかは、ないかい?おーい、大丈夫かあー?

 こちら、なにかに、生徒の「万が一のドジを懸念して取り残しておいた”ブツ”」が、あるからね。もし、しくじったものがあったら、すぐにメールしてきなさいよ。こちらにあるもんなら、何でもあげるからね。(取りにいらっしゃい)。

寝坊した朝

  朝の4時に目覚めたのに、また、寝入ってしまったのです。本日は鳥さんたちより朝寝坊だった。

 教室の夢を見ていた。いつもと違って学校の教室みたいにたくさん生徒がいるのに、差し替え生地を仕込み忘れていた!嗚呼、悪夢…。

 教室の日は早朝に生地を仕込み、午後まで発酵させて、それを教室での成形用の生地にしています。成形した生地をホイロに入れてから、その日のアイテムの生地を生徒が捏ねます。この捏ね生地を持ち帰って、自宅で焼くのが宿題。当日に教室で焼きあげる生地は、私の差し替え生地なんです。差し替え生地の用意がなければ、生徒は成形して焼く生地も、持ちかえるお土産パンもないのです。ああ、それなのに、それなのに。
「ガチョーン!差し替え生地がない…。」

 ね、悪夢だったでしょー。

 で、この悪夢の結末はどうだったかと言うと…。どういうわけか、生徒の静ちゃんが、全部うまくことを済ませてくれていて、教室のみんなにビールまでついでいるんだよねえ…。で、私なんざあ、ぜーんぜん平気のへのかっぱで、ほっと安心して、飲み屋に行って飲んでる…。
 という、あまりにも、ひどすぎる夢の結末だよっ。なんつー夢を見るんだっ!なんだか、現実にありそうな話で、あまりにもリアルすぎる。

 お天気になりそうな明るい空です。みんなは本日くらいから、お正月の料理の準備かなあ。お鍋、焦がさないように、ドジしないように頑張ってください。わたしなんざあ、しっかりした人間だから大丈夫だけどね。年末年始、飲みすぎないように。

 夢の中でまで飲んでいた悪夢のひろこより…。