書けない日

 詰まって書けなくなっていますね。つらいとき。

 構成と出だしをしっかりやれば、あとは登場人物たちが勝手に動きだしてくれて。

 あとは、とり付かれたようにツルツルと滑って行くのですが、何か、どこかで、エッジがたっているみたいですね。

 書けなくなっていますね。

 頑張っても始まらないとき。でも、書いています。というか、向かっています。

 お天気が良い日でした。

 沢庵を仕込みました。干し大根7本(3600gくらい)、米ぬか1k、塩250g、リンゴやみかんや柚子の皮を適当に、赤トウガラシ数本、昆布1枚、干し柿数個、

 これを混ぜ合わせて漬け込みました。今年は温か?なのかな?例年より、塩を多くして仕込みました。今年の終わりか、来年の初めには、美味しく漬かっていることでしょう。たくあん漬け、大好き。
 先の物を仕込むと、先の望みや楽しみができるもんね。今がつらくても、先を楽しみにできるからね。

 つらいとき、しんどいときの気持ちのよりどころとして、自分の食の発酵食を仕込むみたいですよ…。仕込めば、先があると思える作為。まだまだ明日があると、明日を作ろうとする作為。

 作為は必要です。自分のお尻をペンペンするために。

(無題)

ハスカップの実に蜂蜜をかけておくと、たくさん果汁が滲みだしてくるのです。鮮血のような強烈な赤。

 ずーっと放っておくと、プクプクプク…・と泡立って、プーンと良い匂いになります。これは、お○○です。うちの今年のヌーボーです。

 ハスカップはとても天然酵母の付着が多いですね。ブドウ以上かもしれません。

 あまりにも綺麗な赤。この色を撮りたかったのですが、もーぜーんぜんダメ。全然色が出ないです。赤色出すの難しいです。さ来週の雑誌の撮影のとき、プロのカメラマンに聞いて教えてもらおうと思います。
 逆光で透かして撮ると、赤色だけは綺麗に出るんだけど、赤が透明すぎて軽い色になっちゃうし、表面が反射して白く飛ぶ。だから、諦めて普通に撮った。すると、どす黒くなる。紅葉の赤は綺麗に映るのになあ。なんで、ハスカップの奇麗な果汁の赤は綺麗に映らないのだろうか…・。