おっと、レシピにバターを書き忘れちゃった

 先の記事のシュトレーンのレシピ材料に「無塩バター150g」という肝心要の部分を書き忘れてしまった!ごめんなさい。この記事は追記です。材料に上記を忘れずに。

 バター入れなきゃ、バタケーキ生地を作れないもんね。

シュトレーン初焼き

 昨日のヴィノワーズリーの続き、第二弾、「シュトレーン」です。

 気も早く今年初のシュトレーンの試し焼きです。毎年、ビミューにレシピを変えているのです。本日、焼きあげて一度目の粉糖がけを行ったばかりまので、まだ切ることも試食することもできません。日を分けて何度か粉糖をかけて、砂糖衣が落ち着くのを待ちます。食べ頃は、焼きあげてから2週間以降からです。自然発酵種のシュトレーンなら年明けの春まで日持ちします。

 どなたも御存じ、シュトレーンはドイツのクリスマス菓子です。

 良質の美味しいものを買うと、普通でも数千円、高いものになると7,8千円するものまであるので、腰が抜けちゃいますね。自分で作ると原価千円しない程度のコストで作れます。
 きのうのパスティスブーリと同じで、バターケーキの要領で生地を作り、半日寝かせてから焼きあげます。イーストなんか使っちゃあきまへんで。ぱさつくし、イースト臭くなってしますから。ヴィノワーズリーは絶対に自然発酵種です。特に油脂分や糖分が多いと、ケミカルなイーストでは発酵力が劣るので(単に膨らませるだけが発酵ではないのです。発酵とは生地そのものを美味しく熟させる意味もあるのです)発酵力の強い自然発酵の中種法でなければ、生地をゴキゴキバサバサに固くしてしまいます。硬くしたくないあまりにイーストを増やすと、シュトレーンではなくただの甘いパンになってしまいます。ですから、自然発酵種がない場合は前生地を作って、それを種にするといいのです。

 中種150g、小麦粉300g、塩小さじ1、砂糖75g、卵2個、アーモンドを粉に挽いたもの75g、粉乳大匙2、洋酒漬けのドライフルーツ300g〜400g

 これで200cm(500gほど)のものが2本作れます。

 ふたをかぶせて焦げないように低温(170度)で1時間ほど焼きます。焼き上がったら溶かしバターを全体に塗り、粉砂糖をかけて寝かせます。