続きまして本日第二弾の撮影・ラムの赤ワイン煮込み

 今日こそレシピを全部書き上げ作業をしなくちゃね。ここのところ、光量不足でブレ写真ばかりで、思い通りに事が進まなかった。(あー、ライトと三脚が欲しい)。

 さて、本日第二弾。

 これは煮込み料理。煮込み時間は1時間ほどかかります。作り方はブフ・ブルギニョンと同じ。ビーフシチューの原型みたいなもので、赤ワインとトマト少々と香辛料で肉と野菜を煮込む料理。ビーフの代わりにラムブロックを使っただけのものです。(カンタンです)。
 でも、ラムを使うポイントは、まずはラムを前日からマリネーズして風味づけをしておくことかな。そして、あと、肉に小麦粉をまぶしてソテーしてから使う。ラム肉は口の中でとろけるように柔らかくなる。煮るときはアクを2度取り除く。一度目は煮えが立った直後の派手なアワボコ。二度目は30分くらい煮たときに浮き上がっている脂肪混じりの茶色いアク。(これでラム煮込みがすっきりして脂っさが少なくなる)。
 フレンチでも定番の子羊赤ワイン煮だけれど、あんなにオシャレに装わない。野菜もたくさん入れて、まるで焼鳥屋のモツ煮込みみたいなムードで、田舎者っぽく、どかんとよそおう。迫力あるよ。

 写真のものは田舎どんぶりに煮込みだけをドカーンとよそったけれど、深めの平皿(スープ皿)にバターライスを盛ってその横に流し込むと、ラム煮込み丼みたいな一品料理になるよ。(昼食には手っ取り早いね)。スタミナ・ラム丼でーいっ!てなもんで。

 柔らかく煮えた肉だけを皿に置いて、別に調理しておいた温野菜をあしらうと、かなり気取ったメインディッシュになるしね。肉の上にチャービルかミントなどを飾ってね、サワークリームなんぞを添えて。(ディナーですな)。ラニョー・ブルギニョン、となんとか、っぽい名前にでもするべえか。

 がらに似合わないので、やはり田舎どんぶりモノにしておくほうが身分相応だな。

青トウガラシ味噌

 梅雨明け未だ来ぬ昨今ですが、イキのいい青唐辛子が出回る季節になりました。

 トウガラシ、だーいすき。ともかく刺激物が好きなのだ。ピリ辛、激辛、なんでもござれ。
 トウガラシ味噌には青唐辛子が一番合いますなあー。魚や肉を唐辛子味噌に漬けこんで焼く味噌漬け焼き用の唐辛子味噌は作り置きがきくので調子に乗ってたくさん作る。

味噌100g、砂糖大匙2、みりん大匙1、酒大匙1、青唐辛子の輪切り数本。(まともな人間用に少量のレシピ記載にしておきました)

 これを鍋の中に入れてぷつぷつと煮えがたつまで木べらでかき混ぜながら加熱するだけ。好みでごま油少々を混ぜ込むと風味にコクが出る。空きビンに詰めて保存。

 銀ダラ、むつ、豚肉、ラム肉、チキン、なんでもOK。切り身全体に大匙1,2の唐辛子味噌を塗りつけて、2,3日冷蔵庫で寝かせる。焼くときは味噌をぬぐい取り(味噌ついたままでは焦げちゃうので)中火で(強火では焦げちゃうので)キツネ色に焼きあげます。ご飯も酒も進む一品。青唐辛子の爽やかな辛味はむしむしジメジメした気候で食欲がないときの「食欲促進剤」。

 写真は只今奮闘中のラム料理レシピのひとつ「ラムの味噌漬け焼き」。ビ、ビールが進みます。(た、たとえ、それが昼であろうが…・)。別名、羊のデビル焼き。
ははははは!アル中悪魔の誘いなのだああああああ。

 別段、ラム肉じゃなくても(豚肉でも魚でも)美味しいので、青唐辛子が余っていたら唐辛子味噌を作って、味噌漬け作ってみてください。砂糖は好みで増やしていいですし、トウガラシの量も好みで減らして。(私はたくさん入れるけど)。
 青トウガラシは冷蔵庫で保存するよりは、冷凍庫で保存するほうがいいよ。意外に足が速いので、冷蔵庫の中ではカビたり腐ったりするから。