台風、どこかに行ったようです

 台風だったというのに、明日は初めて来る方の教室だというのに、拙著の入稿前のゲラが届いたと言うのに、私はなーーーんもせず。本日は、叔父から送られてきたラム肉と戯れていた。肉遊び…。面白い。

 ラム肉料理用のソースと肉料理を数種類ずつ作った。

 ラムカツ(羊肉の揚げ物)、ラムの香草焼き、ラムの味噌漬け青唐辛子焼き、ラムバーグ(羊肉のハンバーグ)、ラムソーセージ…。ちょーおもしろい。

 ラム肉って、マリネーズすることによって、柔らかくなり風味も増すんだね。添えるソースが上味の決め手。底味は肉の下ごしらえ。

 ひき肉を作ろうと思って、塊肉を細切れにして叩いたんだけどね。羊の脂って、ほかの肉と違って、独特なんだよね。(溶解温度が高い)。すぐにナイフに脂肪がローソクのようにべったりとこびりついて、なかなか思い通りのミンチ肉にならないの。
 で、ソーセージ、失敗した。豚肉のソーセージ扱いとは違いましたねん。普通のソーセージみたいに作ったらダメやった…・。モゴモゴぱさぱさにしてしもーた。

 豚肉のソーセージは7,80度くらいで加熱すると、ジューシーでしっとりした旨いソーセージができるんだけどね。羊肉はちがうみたいなんだよなあ。生ソーセージをダイレクトに高温で焙り焼きするほうがいいみたいなんだよ。
 たぶん、これも脂肪の溶解温度の違いのせいなのかなあ?

 おもしろい。

 思い通りのラムひき肉にならないから、ぶつ切り肉(粗挽き?)の状態で、絞り出すのにも苦労した。(写真では、私の苦悩が表れていないとは思うんだけど、でも、私の手は絞り出す力で、プルプル振動していた)。(おかげで、残り一枚の絞り袋も、ついに破いてしまったよ)。(これで、今後しばらくは、教室でソーセージ作り、できなくなっちゃう)。(新品を数枚、買わねば…。)(どこに、そんな余裕あるのか?)

 でも、おもしろかった。今度の教室では、「ラム肉料理スキルアップレシピ」完成しているかもよ!試食もお楽しみにね。(きょうこちゃん、大丈夫、お休みでも、ちゃんときょーこちゃんの分、冷凍してとっておくからね、心配しないでね)。

本のご紹介

 (ミネルヴァ書房)津端英子・津端修一著「キラリと、おしゃれ・キッチンガーデンのある暮らし」
本日!7月15日の刊行です。(できたてホヤホヤ)
 79歳のひでこさんと82歳のしゅいちさん、お二人の著作。内容は…・ご自分で読んでくれなはれ。(原稿料が出ないと書評は書かない…いい根性の私。その上、まだ全部きちんと読んでいないのだ…)。価格;800円と入手しやすいので、みなさまもぜひお手にとってくださいまし。本日、発売!
 失礼極まりない言い方なのだが、ご高齢にも関わらず、著書を刊行するエネルギーに、まずはマイッタ!私、80歳になっても本書けるかなあ・・とか思う。(わたしなんざあ、80歳まで生きれるのかどうかも知れたものじゃない)。見習おう・・。
明日に向かってエネルギッシュに生きれるのは、たった今の足元の暮らしが丁寧で充実しているからなんだろうなあ。…。でもなあ、あのなー、わたしなんざあねえ…。(ここで二の句が継げなくなる)。

 さっさと話題を切りかえましょう。

 こちらも著作の話。ながーーーらくお待たせしております自然食通信社の拙著のパン本、最終チェックのゲラが、昨日やっと届きました。たぶん寿命が尽きないうちに、刊行されるかもしれません。いつの時代だったかは忘れたのですが、自然発酵種のパン教室を書いたパン本です。80歳にならないうちに出てくれたらいいな〜とか思っちゃったりしています。来月、私、49歳になっちゃうんだよ。焦るなあ。いや、焦ってはいけない。ひでこさんとしゅういちさんを見習おう。